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貞子第二メルマガ:パウエルFRBは二度間違える。~12月13~14日のFOMCを境に市場は大荒れへ???~~

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2022/11/22
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パウエルFRBが11月FOMCまでに政策金利をびしばし4.0 0%にまで引上げてみたら、いろいろなことが分ってきました。 今のアメリカで起きている高インフレは、主に「供給側の構造変 化」が原因で起きているようです。 ですから、今回のインフレ退治では、従来通りの「マクロ経済学の 常識」がまるっきり通用しません。もし仮に、FRBが政策金利を 「テイラールール」に従って6%まで引上げたならば、アメリカ では大不況が巻き起きてしまいます。 FRBは今後は政策金利をたいして引上げなくても、高インフレは 近いうちにピークアウト(沈静化)することでしょうし、沈静化し ても2%を大きく上まわって高止まることでしょう。 しかしながら、大変困ったことは、「このインフレは、どのあたり が『沈静化だ』『適正だ』と言えるのか???2~3%か?それと も、4~5%か?? しかも、その『インフレが沈静化』する時は、 数ヶ月後なのか???数四半期後なのか???数年後なの か????正確なところは、誰にもよく分らない」という点です。 まさしく「FRBのインフレ退治の旅」は、「海図なき手探りの旅」 なのです。 今後のパウエルFRBには、必要以上に政策金利を引上げ過ぎてし まって経済をオーバーキルしてしまう危険性があります。 パウエルFRBはもう一回間違えるかもしれないのです。 1年前は、パウエルFRBは、「高めのインフレは一時的」として、 インフレ警戒を怠って9%近い高インフレを巻き起こしてしまい ました。これが一回目の間違い。 FRBの「二回目の間違い」は、今度は「高インフレを警戒し過 ぎて」、「政策金利を必要以上に引上げ過ぎてしまう」ことでしょ う。 こうなると、株式市場には激震が走しるでしょう。 (かねてより、パウエルFRBは記者会見で「金融引き締めは、弱 すぎるよりも多少強すぎるほうがリスクは低い。政策金利を引上 げ過ぎれば、その後、利下げへ転じれば良いからだ」という発言を 繰り返しています。) 12月13~14日のFOMCあたりで、アメカ株式市場が大崩れ し始める可能性が、今から指摘されています。 2022年の中間選挙後の金融情勢は、2018年の中間選挙後 の金融情勢にとてもよく似ているのです。 2018年の中間選挙後のアメリカ株式市場が年明けまで大荒れ に荒れたように、2022年の中間選挙後のアメリカ株式市場も 大荒れに荒れるのではないかと、今から警戒されています。 12月13~14日のFOMCを境に市場の大荒れが始まれば、 2019年がそうであったように、2023年の何処かの地点で、 FRBは「ピボット(金融政策の転換)」を模索し始めることでし ょう。

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