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第721回 まだまだ強いトランプ、2024年の大統領選に勝つ可能性はあるのか?、パーカーの2023年予言 その2

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…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第721回 まだまだ強いトランプ、2024年の大統領選に勝つ可能性はあるのか?、パーカーの2023年予言 その2 …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事 今回はメインテーマとして、トランプが2024年の大統領選に勝利する可能性があるのかどうか検討する。一般にはトランプの影響力は弱くなったと言われているが、実はそうでもなさそうだ。その状況を解説する。 次に、イギリスの著名なサイキック、クレイグ・ハミルトン・パーカーによる2023年予言のパート2を紹介する。極めて興味深い内容だ。 ▼トランプは本当に弱いのか? それでは早速今回のメインテーマを書く。トランプの影響力は弱くなったとされているが、トランプが2024年の大統領選挙に勝利する可能性があるのかどうか、検討してみる。 アメリカの中間選挙が終わり、共和党が下院で過半数を獲得したものの、上院では民主党が過半数となった。政権と議会との典型的な「ねじれ」である。日本では衆議院に優越性があり、参議院と法案の審議の結果が異なった場合、衆議院の意思が優先される。 一方アメリカの上院と下院には、一方に与えられる優越性のようなものは存在しない。上院には条約の批准や大統領への助言など特別な権限が与えられているものの、予算案を含むすべての法案の可決は、上下両院の協議によって行われることが期待されている。また予算案は下院にこれを最初に審議する先議権が与えられ、上院よりも有利な立場にある。 こうした状況にあるため、上下両院で生じた「ねじれ」は、民主党のバイデン政権が提出したあらゆる法案が共和党が過半数の下院でことごとく否決され、バイデン政権が政策を実現できない状態に追い込まれる。特に、これまで実質的に無尽蔵に行われてきやウクライナ支援には、支援に反対か慎重の議員が多い共和党にブロックされ、簡単には議会を通過しなくなるだろう。 さらにバイデン政権には、息子のハンター・バイデンのラップトップに保存されたデータから明らかになった、バイデン一族のウクライナとの金銭的な癒着の疑惑や、先頃破綻した暗号通貨交換所大手の「FTX」の民主党への資金流入疑惑がスキャンダルとなり、バイデン政権が共和党の攻撃の矢面に立たされると見られている。 特に「FTX」の問題は大きい。「FTX」にはウクライナ政府が相当額の投資を行っていたが、実はこの原資はアメリカのウクライナに供与した支援金である可能性が疑われている。一方「FTX」のCEOのハングマン・フリードは、ジョージ・ソロスに次ぐ民主党への大口献金者だった。いま、この「FTX」からの献金の原資は、実はアメリカがウクライナ政府に供与した支援金だったのではないかと疑われているのだ。さらにこの金は、民主党の中間選挙の資金として使われたのではないかともいわれている。 ハンター・バイデンのラップトップのみならず、「FTX」の献金疑惑も加わると、これからバイデン政権はこうした問題の対処に追われ、実質的には死に体と化すに違いない。 ●弱くなったトランプの影響力 もちろん、このようなバイデン政権を批判する急先鋒となるのは、共和党内の主流であるトランプ派だ。過半数を奪還した下院では、予想は下回ったものの、トランプが支持し、応援した候補が多数当選し議員になっている。2024年の大統領選挙に立候補を表明しているトランプは、ハンター・バイデンのラップトップと「FTX」疑惑でバイデン政権を追い詰め、これをテコにして、共和党の大統領候補指名、そして大統領選に勢いをつけることを狙っている。

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