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田村耕太郎の「シンガポール発 アジアを知れば未来が開ける!」Vol.410

田村耕太郎の「シンガポール発 アジアを知れば未来が開ける!」
田村耕太郎の「シンガポール発 アジアを知れば未来が開ける!」Vol.410 誰もは最初は貧しかった 昨夜はラッフルズホテルの前オーナー、リチャード・ヘルファー氏の邸宅でディナー。彼が集めた、私以外は、外国生まれでシンガポールで大富豪になった方々三名と一緒に。 驚いたのは彼の家の中にある数々の貴重な美術品。アブダビのルーブル美術館を訪れたばかりだが、そこと比較してはアレだが、個人所有としては、けた違いの数と質のアートだった。 ラッフルズホテルをカタールの政府系投資会社に売却した時に、彼らが不要とみなしたラッフルズホテルにホテルにあったアートを家具をリチャードさんが引き継いだらしいが、今となっては博物館・美術館級のすさまじい価値になっていて、自宅の空調や保存作業に相当なコストがかかっている様子。 シンガポールの首相や大統領もお忍びでこの素敵な邸宅で時間を過ごしているという。 私として最高の学びは、昨夜集まった富豪のすべてがセルフメイドであった点。皆の過去を聞いていて、みんな普通の家庭に生まれ貧しい学生生活・社会人生活を送りながら、世界中を舞台にリスクをとって財を成した点。 2人がアメリカ生まれ、もう一人はフランス生まれだが、世界中を移り住みながら今や大成功されているが、途中で何度も死にそうになった点に勇気付けられた。 そしてその波乱万丈の人生を家族とともに乗り切っている様子に、自信をもらえた。この三人に比べたら何もなしていない私だが、仲間に入れてもらえ、波乱万丈の話を聞いて、「禍福は糾える縄の如し」なんだなあと再認識した。 全員が大の日本好き。日本の未来をめぐってプチ激論となり、その裏にある愛情を感じられた。この人たちが日本の議論にあんなに熱くなって時間を使うなんて、本当に日本人として誇らしかった。全員が日本の応援団として私のプロジェクトを支援してくれると、初対面ながら約束してくれた。 シンガポールの豊かに育った若者たちに、過去のシンガポール人に豊富にあったガッツが激減している様子を、皆が嘆いていたのも印象的だった。日本人の若者はどうなんだろう? この御三方から、リスクをとって、前に進み続けて、多くの人に与えていけば、人生が開けるような自信をもらった。セルフメイドの人は本当に面白い。信じらない苦労を淡々としているのだなあ。今ではとても信じられないが、あの三人も過去はあんなに貧しかったんだなあ。いやあ勇気付けられた。

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  • 元参議院議員の田村耕太郎です。ノーベル賞受賞者を29名輩出した世界最強のシンクタンク「ランド研究所」、とシンガポールの最強シンクタンクに現在所属中です。  オンライン経済誌4誌でもコラムを執筆中ですが、そこでは伝えきれない赤裸々な内容を、この有料メルマガで語ります。人類史上最も世界が繋がった今日、世界の真実を知らない者は生き残れません。自分の身は自分で守るしかない時代、情報武装と論理的思考だけがあなたを救います。最新の情報と的確なものの見方を提供します。皆様のご質問にもお答えします。
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