2022.11.25更新分
■ 「イーアクスル」採用拡大の流れに乗る企業
イーアクスルは、モーターと減速機、インバーターを一体化したシステムで、ガソリン車のエンジンに相当するEVの中核装置。最近は、ユニット全体の軽量化・小型化や車両の開発効率化、コスト削減の観点から、イーアクスルとしてユニットで組んだ状態でサプライヤーから調達し、車両に組み付ける手法が広がる。
代表的サプライヤーである日本電産は電気自動車(EV)の駆動装置「イーアクスル」の新工場をメキシコに建設する方針。2024年3月期にも着工し、投資額は1000億円規模になる見通し。現在は中国と欧州でイーアクスルを生産しているが、北米にも拠点を構え、EVの普及が進む市場で供給体制を整える。
足元で急拡大する需要に応ようと、イーアクスル事業に注力する企業は日本電産に限らない。以下に、そうした企業の幾つかをピックアップしておきたい。いずれも中長期的にイーアクスル事業が収益に大きく貢献することが期待される。
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