《抜粋》
1年前までは、パウエルFRBは、「高めのインフレは一時的」
として、政策金利の引上げが後手後手に回ってしまい、9%近い
高インフレを巻き起こしてしまいました。これが一回目の間違い。
FRBの「二回目の間違い」は、もし「間違い」が起きるとしたら、
今度は高インフレを警戒し過ぎて「政策金利を必要以上に『引上
げ過ぎ』てしまう」ことになりそうです。
こうなると、株式市場には激震が走しることでしょう。
かねてより、パウエルFRBは記者会見で「金融引き締めは、弱す
ぎるよりも多少強すぎるほうがリスクは低い。政策金利を引上げ
過ぎれば、その後、利下げへ転じれば良いからだ」という発言を繰
り返しています。
12月13-14日のFOMCで、バウエルFRBの政策金利の
引上げ過ぎるかもしれません。要警戒です。
この場合、FRBが「先物金利市場の予測通りに0.50%の政策
金利の引き上げ」を実施しても、株式市場のほうが「引上げ過ぎ」
と判断して、続落が始まるかも知れないのです。
あるいは、パウエルFRBの政策金利の「引上げ過ぎ」は、次の次
の「2月1日のFOMC」で起きるかも知れません。
なにはともあれ、何処かの地点で、パウエルFRBは政策金利を引
上げ過ぎて、株式市場から猛烈に抗議されて株式市場が波乱含み
になる可能性があります。
(これは、可能性が高いと言うよりも、可能性があると言うこと
です。確率としては、50%くらいです。)
なにはともあれ、パウエルFRBは、遅かれ早かれ来年の何処かの
地点で(来年の比較的早い時期に?)、究極の「二者択一」に迫ら
れるかもしれません。
すなわち、パウエルFRBは、「2%インフレ目標を達成するため
に、びしばし利上げを継続して大不況を巻き起こすことを是とす
るのか?」「2%インフレ目標を大きく上まわるような、高めのイ
ンフレを是として受け入れて、経済のソフトランディングを目指
すのか???」の「究極の二者択一」に迫られることになるかもし
れません。
パウエルFRBが後者を選べば、来年の何処かの地点で、パウ
エルFRBは「ピボット(政策転換)」へ。
そうなれば、内外の株式市場はまずは爆上げして、その後は持続
的かつおだやかな上昇局面へシフトすることでしょう。
ただし、FRBが「ピボット(政策転換)」に移行するためには、ア
メリカ株式市場でしばらく「大荒れ」が続いたり、「大幅調整」が
幾度も起きたり、「激震が幾度も走る」必要があるかもしれないです。
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