上杉隆の「ニッポンの問題点」　Vol.607●『前編【戸籍制度の限界～差別の温床。時代は「戸」から「個」へ】』

Vol.607● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 上杉隆の「ニッポンの問題点」 　『前編【戸籍制度の限界～差別の温床。ジダンも、アンリも、ロナウドも…。時代は「戸」から「個」へ】』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 戸籍制度の廃止を訴えてから約20年が経過する。 1868年の明治維新によって現在の戸籍制度は誕生した。比較的に新しいシス テムなのだ。仮に、日本古来の伝統的システムを守ると言っている人がいた ら勘違いだろうし、国民と家族を守るための制度だと語っていたら、それも 違うと教えてあげてほしい。 現在の戸籍制度は、明治新政府が長州藩の行政管理システムを真似たもので、