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武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』
(2022.11.30号)
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《今週の目次》
■武田邦彦のメルマガ集中講座
『現代を斬る2 危険な食品が売られているのか?(2)悪を作り出す』
◆間違った知識が広がり続ける日本。「食品の安全」を決める3原則とは
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■武田邦彦のメルマガ集中講座
『現代を斬る2 危険な食品が売られているのか?(2)悪を作り出す』
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◆間違った知識が広がり続ける日本。「食品の安全」を決める3原則とは
前回の「危険な食品」では、生まれてくる赤ちゃんが発達障害になったり、多
動性と診断されたりする第一の原因は「お母さんの痩せすぎ」、つまり現代の
お母さんが子供のことを考えるより自分の評判を気にしているということが原
因して、子供が苦しんでいるということを指摘した。
今回は「危険な食品」の多くが、科学を無視して有名になりたいとか口が達者
でデータを見ていないとか、誰かが根拠のないことを言ったらそれが1000
倍にも拡大して常識となるなどの、現代とは思えない不合理を含んでいること
を指摘したい。
まず第一に、「食品の安全」というのは科学の問題であり、「噂」で決めては
いけないという当然のことで、これにはまず3原則がある。
1)民族による多様性を知り、外国のデータは無視すること
生のワカメ、ゴボウを消化できるのは、ほぼ日本人だけである。だから、外国
(アメリカなど)の論文で「ワカメやゴボウを食べてはいけない」などとあっ
ても、意味がない。逆にお酒、牛乳などは日本人で食べない方が良い人が50
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