拾われし者|No.141|原田寛|芦原英幸と直弟子たち
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メールマガジン『拾われし者』 No.141
ピーク(後編)
海外選手が日本国内での空手大会挑戦の為に用意したホテルからの請求書を見て、脂汗がジワリと流れた。
「これは、うちの家計がやばいかもしれない。」
と請求書を見ながらつぶやいた記憶が鮮明に残る。
思えば海外との接触が始まり様々な人との出会いがあれど、日本人とは全く異なる考え方や文化である。
騙される方が悪い。との習慣を良く学んだ。
様々な場面におけるしたたかさを、海外のメンバーから学んだのだ。
全て、とは言わないが高い段位をすぐに取得して空手自体をビジネスとしか捉えていない人々が非常に多かった。
平気で6段や7段の高段位を求めてくる。
その中から、日本人と同じ心と考え方を持った海外の仲間との絆を構築していく事は非常に困難を極めた。
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