米国株は秋相場
株式相場を4つの局面(春夏秋冬)に分けると、今の米国市場は「秋相場」にあると位置づけられます。因みに、「春相場」は金融緩和で景気が次第に暖かくなる期待相場で、基本は金融相場です。続く「夏相場」は景気拡大の中で業績拡大がエンジンとなる業績相場。その景気拡大が過熱してインフレ懸念につながると、金融引き締めが進み、相場を圧迫します。これが「秋相場」です。
これは逆金融相場で、「春相場」の裏返しでもあります。このところCPIなどインフレ指標が改善したこともあり、相場が大きく戻しましたが、当局の引き締め姿勢がすぐに反転することはありません。秋が夏に戻ることがないように、次に進む局面は「冬相場」であって、楽観する前に冬への備えが必要です。
「業績はまだ堅調」
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