さて、映画やテレビ、ストリーミング配信作品に携わる方々にとって、
1番の悩みどころといえば、「金銭に関する交渉」ではないでしょうか。
今、「ハリウッドの作品群」に日本人俳優や日本出身俳優が出演する場合、
大きく分けて3つのケースがあると思います。
A:アメリカ本土で、俳優組合のルールの下、芸能エージェントを通じて雇われる場合。
(あるいは活動拠点はアメリカで、そこから海外に渡航し、撮影に臨む場合)
B:日本国内でオーディションを受け、日本国内での撮影に雇われる場合。
C:アメリカ以外の海外でオーディションを受け、それぞれの国の労働ルール下で
雇われ、その国のロケ地で撮影に参加する場合。
ここでは(アメリカ作品で)「B」の方々が日本国内で金銭交渉しなければ
ならない場合、どのような面に気をつけていくべきか、という話を極力具体的に
お話ししていきたいと思います。
わかりやすく解説するために、まず「A」で働く際の条件からご説明します。
アメリカの映画俳優組合に属した形で、
米国本土で働く(あるいはそのルール下で日本や海外のロケ地で働く)場合、
『映画』(1作品)の撮影で、
1日雇われると、
約〇〇〇〇ドル/現在の為替レートで約〇〇万円
1週間の契約なら、約〇〇〇〇ドル/約〇〇万円
1時間ものの『テレビドラマ』(1話)であれば、
1日雇われると、
約〇〇〇〇ドル/現在の為替レートで約〇〇万円
1週間の契約なら、約〇〇〇〇ドル/約〇〇万円
(大きなゲストスター枠であれば約〇〇〇〇ドル/〇〇〇万円)
おおよそ、これくらいの金額が「基本給」として発生します。
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