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2022年12月2日号(Vol.240)-友人関係は交渉に必要か?&中国共産党の今後とウクライナの運命

最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』
第240号(2022年12月2日号) 『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』 はじめに: いつもお読みくださり、そしてコメントやご質問もたくさん頂戴し、誠にありがとうございます。 波乱の中、駆け抜けてきた2022年も気が付けばあと1か月ほどとなりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。 さて、今週号のメルマガですが、まず【1】の 『無敵の交渉・コミュニケーション術』のコーナーでは、 今週号から 【ビジネスでの交渉で個人的な人間関係は有効に働くか?】 についてお話しします。 商談やM&Aのはなしを進めていくというビジネス交渉において、 交渉人同士、リーダー同士の個人的なつながり(良い人間関係)は必要かどうか。 今回のシリーズではこの問いを考えてみたいと思います。 『友人同士で交渉すべきではない』という意見やアドバイスも多く聞かれます。 それは友情関係の存在は、ダイレクトな物言いを制限するからだという理由がよく挙げられますが、それは本当でしょうか? または、 『友情が存在し、相手に対する好意や信頼感が基礎にあるほうが良い交渉結果を得られる』 という意見も聞かれます。 実際にはケースバイケースではないかと思われるかもしれませんが、 実はある法則が存在します。 その注目の内容は、本編をお楽しみに♪ 次に【2‐国際情勢の裏側】のコーナーでは、 【中国のリーダーシップ】についての話題と 【ロシアはウクライナでの戦争を終わらせに来たのか?】という話題についてお話しします。 中国では11月30日に江沢民元国家主席の死去が伝えられ、冷戦終結後の中国の一時代が終わりました。 人民解放軍の近代化と経済発展を重視した体制を築いたリーダーの方針は、その後、胡錦濤前国家主席、 そして習近平体制にも引き継がれていますが、江沢民氏亡き後、今後、中国はどのようになっていくのでしょうか? 現在、中国国内ではゼロコロナ政策への反発から各地でデモが起きていますが、上海市では他のデモとは違い、 共産党批判と習近平批判が公然と行われ、公安部との直接的な対峙が起きています。 くしくも上海は江沢民氏のお膝元。何かメッセージが込められているのでしょうか? そしてウクライナでの戦争においては、また見逃せない動きが出てきています。 報道ではロシア軍の劣勢が伝えられていますし、度重なる撤退は士気の低下につながり、 そしてプーチン大統領への非難に繋がると言われていますが、実際にはどうなのでしょうか? どうもロシアは立て直しではなく、ウクライナ戦争を終結させるエンドゲームを実行に移そうとしているようです。 今回のメルマガも長くなりましたが、どうぞ最後までお付き合いくださいね。 それでは今週号、スタートします★

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  • 世界各地の紛争地で調停官として数々の紛争を収め、いつしか「最後の調停官」と呼ばれるようになった島田久仁彦が、相手の心をつかみ、納得へと導く交渉・コミュニケーション術を伝授。今日からすぐに使える技の解説をはじめ、現在起こっている国際情勢・時事問題の”本当の話”(裏側)についても、ぎりぎりのところまで語ります。もちろん、読者の方々が抱くコミュニケーション上の悩みや問題などについてのご質問にもお答えします。
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