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自国を愛せない者は信用されない

安恒理の「ここでしか書かない話」~メディアの裏を読む~
【目 次】 1)  応援したくない会社 2)  卑屈になるな! 志を高く持て 1)  応援したくない会社 季刊誌の仕事がひと段落した。季刊誌は毎年3月、6月、9月、12月の発売。そのため執筆はその1か月前。上場企業の経営状況をチェックしレポートにまとめる作業だ。 欠かせないツールがすべての上場企業についてのデータが掲載されている『会社四季報』。 担当している企業を探してページをめくると、いやがおうでも他社の名前が飛び込んでくる。いろいろ過去にご縁があった会社が出てくるが、なかには、 「二度とこの会社には関わりたくない!」 「この会社の商品は買いたくない!」 「この会社のサービスは受けたくない」 という企業もいくつか出てくる。 3社ほど思い出したが、いずれも創業社長、それもだいたいワンマン社長の企業だ。いわゆる財閥系といったような規模も歴史もない会社だ。それゆえワンマン社長の個性が、経営や対外的な対応にあらわれる。3社いずれも社長とは面識がないのだが……。 A社。アパレル関係で格安紳士服。広報の窓口は社長の意をメッセンジャーボーイよろしくこちらに要求を突き付けてくる。その品のなさは、この会社は果たして上場企業なのか、と疑いたくなる企業だ。 (似た同業他社に、東京オリンピック汚職で名前が出た企業があるが、そことは違う)。 B社。カラオケ関連。雑誌の取材を申し込んだとき。スムーズに取材が進むよう、秘書を通して意思疎通を図ろうとしても、まったく拉致が開かない。そして締め切り間際になって、一度取材のオファーを受けたにもかかわらず取材そのものを断ってきたのだ。

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