---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
はじめに
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
「いよいよ」というべきか、「やはり」というべきか、“岸田首相退陣“が現実味を帯びてきたという。早くても、年内、遅くとも来年1月までと囁かれ始めている。
当初は、来年夏の首相のG7サミットを“花道に“と語られ出した。ところが、もはやそこまで“持たない“とのこと。所詮、自分のところに首相の座が来るのを口、をポカンと開けて待つだけのレベルの男。
しかし、一番頭が悪いのは、“その程度“の政権しか輩出できない自民党を支持し続ける日本国民だ。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
政治問題化するサッカーW杯 なぜカタールへの招致が決まったのか? カタールと日本 カタールで起きていることは、未来の私たち 地球温暖化とスポーツ
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
サッカーW杯カタール大会をめぐる問題が、やはり揺れている。主に欧州からカタールに対し、人権状況への批判が噴出していることについて、FIFAのインファンティノ会長は19日の記者会見で、「ひどく不当だ」とし、
「私も欧州人(スイス出身)だが、批判する前に(自分たちの)3000年分の歴史を謝罪すべきだ。理解しがたい。偽善だ」
などと語る。
日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長も21日にカタールのドーハで、
「今この段階でフットボール以外のことをいろいろと話題にすることは好ましくない。差別や人権の問題について当然のごとく、私たちはいい方向に持っていきたいと思っている。今はサッカーに集中する時だ」
と述べた。
しかし、このような風潮に「NO」という人物も。同性愛者であると公表し、前衆議院議員の尾辻かな子氏はTwitterで、「非常に残念な発言」と発信。
そもそもJFAのコンプライアンス・ハンドブックでは「人種、国籍、性的指向などを理由に差別をしない」と自ら定めているにも関わらず、この田嶋会長の発言は”オウンゴール”。「一次リーグ敗退」レベルの失言だ。
カタールをめぐる問題は、開催前からすでに「わかりきっていた」こと。さらにいえば、カタールと日本との関係はとてつもなく深い。そういう意味で、我が日本も”人権侵害”の「加害者」であるのだ。
目次
・どのようにしてカタールへの開催招致が決まったのか
・カタールと日本 浅からぬ関係
・カタールで起きていることは、未来の私たち 地球温暖化とスポーツ
・どのようにしてカタールへの開催招致が決まったのか
当初、開催地はアメリカが有力視されていた。しかしだ。
「プラティニが投票の1週間前くらいにフランスの大統領府で、当時のニコラ・サルコジ大統領とカタールの皇太子や王族と会食しているんです。
後にブラッターが語っているんですが、プラティニは『UEFAはアメリカをもう支持できず、カタールを支持することになった』と電話したという話もあって」 (1)
「つまりカタールとフランスの間の国際的な外交関係があって、カタールは大統領を通してプラティニに強い圧力をかけた、という話があるようです。
その根拠としてあるのは、カタールでの開催が決まった次の年、カタール投資庁を通して、パリ・サンジェルマンを買収しています。さらにカタール国営放送局(アルジャジーラ)は、リーグ・アン(フランス1部リーグ)の放映権も購入している。
そしてカタールは、1機何十億円という戦闘機をフランスから大量に買っていると。そういう外交的な結びつきや圧力があってプラティニが意見を変えたというのは、誰も認めてはいませんが、状況証拠は揃いすぎていますよね」(2)
・カタールと日本 浅からぬ関係
そもそもだ。カタールで起きていることの一端は、日本にも責任がある。カタールにはもともと、世界でも最大級の天然ガス田があった、それにかねがね注目していた日本は、”ポスト原油”としての重要性をカタールに助言、開発の推進に一役買った。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)