No.548 (2022年12月04日発行)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
2023年は楽勝ではない。しかしこの年がどうなろうとやっておくべきたった1つのこと
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2022年は、激動の年になったと言える。戦後で類を見ないほどの長期政権を築いた安倍晋三元首相が銃弾に倒れたのは驚くべき出来事だった。平和な国であったはずの日本で元首相が銃撃されて死亡したのである。これは日本人だけではなく全世界をも驚倒させた。
以後、自民党は混乱に突き落とされて今に至っているのだが、そんな中で国民はもうひとつの混乱に付き合わされている。それは物価上昇だ。
長らく物価が上がらないまま推移していた日本でも、いよいよ物価の上昇局面が止まらなくなってしまったのである。
アメリカでもここ数十年で例を見ないインフレに襲われており、このインフレを沈静化するためにFRB(連邦準備制度)は急ピッチで利上げを繰り返している。その結果、10年債利回りと2年債利回りの利率が逆転するという「逆イールド」が発生した。
逆イールドが発生したしばらく後には、大抵は景気後退《リセッション》に襲われる。2023年のリセッションはもう避けられない。つまり、2023年の実体経済は景気の悪化で悲惨なことになっていく。
中国もゼロコロナ政策の綻びと、不動産市況の下落と、アメリカの半導体規制で、2023年の経済は停滞を余儀なくされていく。さらにロシアもウクライナ戦争の泥沼に足を取られて国富は削がれていく。
そんな中、皮肉なことに株式市場は「悪いことがすべてやってきたので底に到達した」と考える人が増えることもあって上昇トレンドを描いているのである。
ただ、この上昇トレンドが素直に続くとは誰も思っていない。何しろリセッションは企業業績を悪化させるものなのである。今後の株価は一筋縄ではなく、楽観と悲観が交互に訪れ、場合によっては大きな暴落に見舞われる可能性もある。
2023年は楽勝ではない、ということだ。
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