【光の枝葉】
悪の根源が自分だと分かり罪悪感に悩まされて一週間目の朝でした。
僕はいつものように仕事に出かけ、早めに行って現場近くのコンビニに待機していました。
しばらくすると今度はまた別の感覚が降りてきたのです。
それは…
イエスキリストの意識でした。
イエスに限らず、全ての聖者や世の中のために頑張っている人、そして身近なたんぽぽおじさんの意識でした。
今までは下から目線で上を仰いでいる感覚でした。
別にキリスト教徒ではありませんが、歴史に残っている聖者の一人として、素晴らしい人だと思っていました。
また、身近な人で言うと、たんぽぽおじさんも、世の中のことばかりを考えていて、素晴らしい人だなと尊敬していました。
そういう素晴らしい人たちと自分は別世界の人間だと思っていました。
何の取り柄もない、一般大衆の中の一個人で、世の中のことなど考える余裕はありませんでした。
自分一人のことで精一杯で他人の事など考えている余地はないと思っていました。
まずは自分が幸せになってから、他人のことは考えるべきだと思っていたのです。
自分が幸せではないのに、他人を幸せにすることはできません。
そもそも、自分が幸せでないと何が幸せなのか分かるはずがないのです。
自分が幸せになったときに、初めて幸せの意味を知ります。
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