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「世界経済・市場花だより」第597号 概ね米金利先高観が薄らぐ方向だった/材料が少ないなか、金利高懸念の剥落が続きそう

馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」
******************************* 馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」  ******************************* 第597号(2022/12/4) 概ね米金利先高観が薄らぐ方向だった/材料が少ないなか、金利高懸念の剥落が続きそう この週刊「世界経済・市場花だより」は、めまぐるしく変化する世界の経済や市場の動きなどについて、ブーケ・ド・フルーレット馬渕治好が、わかりやすく解説します。 【お知らせ】 2023年1月より、当メールマガジンの購読料を、一か月当たり1,980円(消費税込み、これまでは1,650円)に改定させていただきます。 何とぞご容赦くださいませ。1月以降も、引き続きのご購読をお願い申し上げます。 ※ 現時点での、自主開催セミナーの予定は、下記の通りです(カッコ内は、現時点でのお申し込み数/定員、です)。残席は、10を下回った場合に表記します。 12/17(土)満席となり、受付を締め切りました 12/24(土)福岡(1/15) 1/7(土)札幌(5/20) 1/14(土)名古屋(6/20) 1/28(土)浜松町(7/30) 2/4(土)大阪(5/18) 2/11(土)横浜(2/20) 2/18(土)ウェブ(2/150) セミナーのスケジュールは、 http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub3.html のページの下の方にあります。詳細やお申し込みは、それぞれのリンク先をご覧ください。 上記のリンク先には、自主開催以外のセミナーの予定も掲載しています。 ☆過ぎし花~先週(11/28~12/2)の世界経済・市場を振り返って <総じて、米国中心に金利先高観が薄らぐ展開、週末の日本株は「不可解な大幅下落」> (まとめ) 先週を通じて、総じては、米国の経済指標に弱いものが多かったことや、パウエル議長の発言がハト派的だと解釈された(ただし、実際の発言内容に、特に新味はありません)ことから、米国中心に金利先高観が薄らぎました。このため、米長期金利が低下し、米国株価は上昇、米ドルは下落しました。米ドル安・円高は他通貨にも波及し、ほぼ全面的な円高となりました。 週末金曜日は、米国の雇用統計で非農業部門雇用者数の増加幅が事前予想より大きかったため、一時は米国株価指数が下振れしたものの、その後株価は持ち直しました(実際の雇用統計の内容は、それほど強かったとは解釈していません)。 そうして堅調な米国株に比べて、週末に日本株が大きく下振れしたものの、その背景には日本固有の悪材料などは見当たらず、不可解な株価の大幅下落だったと考えます。 (詳細) 日々の短期的な動きを横に置いて、先週を通じて世界市場がどういう流れだったかと言えば、米国中心に金利先高観が後退し、株高、米長期金利低下、米ドル安・円高が進みました。 金利先高観を招いた材料の一つは、先週公表されたマクロ経済統計が、総じて弱いことでした。

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