▼▽▼ Vol.420
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佐高信の筆刀両断~インノチェンティ~
2022/12/9
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◆目次
1・筆刀両断 インノチェンティ
2・会えなかった人(46) 渡哲也はたき火が好き
3・雑記
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1・筆刀両断 インノチェンティ
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2日に衆議院大議員会館で
「統一教会の実態を徹底的に暴く」緊急シンポジウムをやった。
山口広他著の『統一教会との闘い』(旬報社)の刊行を機にしてだが、
この本で山口と対談している私が仕切り役をした。
全国霊感商法対策弁護士連絡会の弁護士8人に加えて
鈴木エイトも参加したが、
オンラインで発言した信者二世の「ありがとうございました」
という感謝の声が耳に残った。
彼や彼女は、それほどに“外界”から遠ざけられてきたのだろう。
告白を聞いてもらってありがたいというのは、
これまでほとんど誰も彼らの声に耳を傾ける人はいなかったと想像される。
統一教会のしつこい因縁話で思い出すのは
羽仁五郎の名著『都市の論理』(勁草書房)の次の指摘である。
1968年刊行のこの本で、羽仁はこう語る。
「日本では最近まで私生児といって
つめたい目で見られている子どもたちを、
フィレンツェではルネサンスの時代に
インノチェンティすなわち罪のない子らとよぶようになっていたのです」
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