★RANGAI文庫通信2022年12月5日号
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目次
■RANGAI文庫編集室より
・石谷流花さん
詩篇「「ヘテプ・ディ・ネスウ」を
第三回RANGAI文庫賞受賞作としました。
■早坂の近況
・RANGAIは書店営業や売込みはしません
・関東で長年医者にかかり続けてきた無駄
知識など
・ワクチンで亡くなった方の遺族会の件
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■RANGAI文庫編集室より 早坂です。
第三回RANGAI文庫賞の発表はこちらです。
石谷流花さん 詩篇「「ヘテプ・ディ・ネスウ」
https://rangai.amebaownd.com/pages/4429587/page_202011292149
今回、17歳の高校生の受賞となりました。
応募作品は、年齢、職業、性別などは認識
せずに読んでいますが、作品を読み進める
途中で大体の予想はつきます。が、今回、
性別はもちろん、年齢も予想を裏切り、
最後に年齢を見たときにこれは盗作かもし
れないと思いました。昭和初期、もしくは
大正時代の有名詩人の作品をそのまま送っ
てきたのではと疑うほどの出来栄えとヴィ
ンテージ感。かえってこの盗作された詩人
の素性を知りたいと思ったほどでした。
しかしざっと調べてみても同じ作品は出て
きません。17歳ですから一時的な作風なの
ではないだろうかと代表と話しましたが、
遠く三島由紀夫の初期作品「花ざかりの森」
「岬にての物語」なども想い起こします。
もし今後彼が書かなくなるとしても、これ
はこれで美しい通過点なのではないかと、
受賞作としました。
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