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第245回 次はマイニング企業の連鎖破綻か?いま「テレグラム」が注目するプロジェクト
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▼今回の記事
まだ「FTX」の破綻の影響は続いている。そのあおりを受け、いまマイニング企業の連鎖的な破綻が懸念されている。これを紹介する。はたしてビットコインのマイニング産業は存続できるのだろうか?知っておいた方がよい知識だ。
次にメインテーマとして、「テレグラム」で個人投資家が注目するトークンをいくつか紹介する。
なお、ドル円の相場変動が激しいので、相場の価格表示はドルだけにした。日本円では表示していない。
▼よく持ちこたえているビットコイン
暗号通貨全体に対する不安が続いているものの、ビットコインの相場は安定している。230万円台の前半で推移しており、持ちこたえている状況だ。以下は世界の取引所におけるビットコインの流出量(売り)と流入量(買い)の状況だが、次第に流入量が増大しているのが分かる。
先週
・流出割合 50.12%
・流入割合 45.85%
・予想価格 1万6076ドル~1万6992ドル
今週
・流出割合 49.10%
・流入割合 46.44%
・予想価格 1万6525ドル~1万7495ドル
このように、大幅ではないものの、週を追うごとに流入の割合が微増し、流出量が微減している。現在のビットコインの価格は、だいたい予想価格の範囲で推移している。流入量と流出量のこの傾向が今後も続くのであれば、ビットコインの安定的な上昇という状況が今後も続くように思われる。
●大手取引所とマイニング企業の状態
ビットコインは暴落することなく安定的に推移し、今後の上昇も期待できる展開になっているものの、「FTX」破綻の影響はまだ続いている。「FXT」には多くの大手の取引所やへッジファンドがアカウントを持ち、その残高の多くがいまだに引き出せない状況になっている。その結果、「FTX」の破綻の余波でこれからどの企業が破綻する可能性があるのか、注目が集まっている。「テレグラム」や「ツイッター」などのSNSでもとても話題になっている。
その影響をもっとも受けるのはマイニング産業だ。マイニング企業の多くは、これら取引所やへッジファンドから融資を受けているので、これらが破綻すると連鎖的に破綻する懸念があるのだ。マイニング企業の連鎖破綻は起こるのだろうか?「テレグラム」の個人投資家が注目する情報を元に状況を整理する。
●マイニング企業
ビットコインのマイニング企業は、すでに25億ドルに上る融資残高があるが、その多くが破綻した暗号取引所、「FTX」や「BlockFi」などの貸し手への残高を持っているため、さらに厳しい状況に追い込まれる可能性がある。
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