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黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」
2022年12月7日号(第472号)
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みなさん、こんにちは。黄文雄です。
中国各地で起こった「白紙革命」により、中国のゼロコロナ政策が緩和されてきたと報じられていますが、一方ではデモ参加者狩りが始まり、また、新たな標的が生まれつつあるようです。
今週のニュース分析は、この点について解説しました。
その他、盛り沢山の内容でお送りします。
今週の目次
1 今週のニュース分析
☆【日台】「台湾独立不支持」を首相に迫る立憲民主党は中国の台湾侵攻を煽っている
☆【中国】「白紙革命」でゼロコロナ緩和の一方、加速する新たな弾圧と侵略
2 日本人から愛国心はどのように奪われたか 第38回
☆ガンジーの非暴力主義も儒教国家には通用しない
☆シュヴァイツァーの徹底した信念
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1 今週のニュース分析
☆【日台】「台湾独立不支持」を首相に迫る立憲民主党は中国の台湾侵攻を煽っている
◎在日台湾団体 独立抑え込む立民発言に抗議声明
https://www.sankei.com/article/20221206-ZENPZPDZRNPFHPBHLH7RPL3CDM/?769232
11月5日、在日台湾人団体である「全日本台湾連合会」(全台連)は、立憲民主党の議員が国会で岸田首相に対して「台湾独立を支持しないと言うべきだ」と迫ったことに対し、「台湾への内政干渉であり、台湾人の人権や国民感情を蹂躙するもので断じて容認できない。早急に発言を撤回せよ」という抗議声明を出しました。
https://twitter.com/ajtu_info/status/1599626380966514688
全台連が問題にしたのは、10月17日に立民の岡田克也幹事長が衆院予算委員会で岸田首相に対して「アメリカも台湾独立は支持できないと言っている。(岸田首相も)台湾独立不支持を口にできないのか」と述べた件、そして11月29日に同党の末松義規議員が予算委員会で「台湾が独立する動きは封じていかなければならない。首相は台湾独立を支持しないとハッキリおっしゃっていただきたい」という発言に対してです。
ちなみに、11月29日の予算委員会では、岸田首相は上記の問に対して、
「台湾独立を支持しないとハッキリ言えということだが、外交上、どういった言葉遣いをするか、どういった説明をするかが重要だ。わが国の対応は1972年の日中共同声明から一貫している、変わっていない。我が国の説明としては、こうした説明の仕方を維持していくことが重要だ。
台湾海峡の平和と安定を維持するため、その重要性を中国側にも直接伝えている」
と答えています。
この立憲民主党の発言および全台連の抗議は、台湾でも大きく報じられています。「自由時報」はこの立憲民主党議員の発言について、中国による台湾への武力侵攻を台湾国内の独立派に押し付けて正当化するものだと批判しています。
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