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公認心理師永藤かおるの「勇気の処方箋」
―それってアドラー的にどうなのよ―
Vol.037/第37号
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:: 目次 ::
1.それってアドラー的にどうなのよ「メタファーとしての、鍋磨き」
2.ちょっと御相談がありまして 「言いたいことをいつも飲み込んでしまう」
3.勇気とかライフスタイルとか ―アドラー心理学のお言葉たち―
「共感」の力は、人の心をやわらかくする
4.ナガトウカオルの出張ごはん 盛岡市「白龍(ぱいろん)」
5.こんなことやってます 出演情報・著書のお知らせ
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1.それってアドラー的にどうなのよ「メタファーとしての、鍋磨き」
第八波、来てますね。
御多分に漏れず、すっかり罹患いたしまして、家に籠城しておりました。
いやぁ、なんとなくね、なんとなくですが、自分は罹らないような気がしていたんですけどね。
なんだろうか、この根拠のない自信のようなもの。
インフルエンザも、つい4年ほど前に初めて罹るまで、どんなに大流行していようとも自分には関係ないものだとどこか思っていて。
20代の頃、一緒に食事をしていた5人が食中毒になったのに、自分だけケロッとしていた、とか、インドに旅行に行くたびに友人はおなかを壊すのに私は太って帰ってくる、とか、妙なところで丈夫さを発揮する自分の身体を過信していました。
診断されてから最初の数日は、いわゆる風邪のひどい症状が続いたのですが、……
(さてその後そうなったのか。「鍋磨き」とはなんぞや? 続きは本文で!)
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