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◇◆GELマガ Vol.592◆◇
〜エル・ゴラッソ鹿島担当・田中滋のメールマガジン〜
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1.あいさつ
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一気に寒い日が増えるようになりました。みなさま、体に気をつけてください。
クラブには嬉しいお知らせが舞い込んでいますね。
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2.イングランド代表から見えるカウンターの重要性
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/【コラム】
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FIFAワールドカップカタール大会でイングランドが強い。アフリカの雄・セネ
ガルも決して弱点のあるチームではないはずが、3-0と歯が立たなかった。も
ちろんGKピックフォードの活躍がなければセネガルもゴールを奪えていたとは
いえ、それでもチームの完成度はイングランドの方が一段も二段も上だった。
イングランドの武器はボールを奪ってからのすばやい攻撃だ。あっという間に
ゴールまで襲いかかる攻撃はまさに電光石火。グループリーグのアメリカ戦は
非常に象徴的だった。USAは若い選手が多く、同じように奪ってからの展開が
速く、スピーディな攻撃を武器としていたが、こちらは個々が速いだけに終始
する。それに対してイングランドは、パスを受けて展開を広げる選手、幅をと
って相手を引きつける選手、前の選手を追い越して選択肢を増やす選手が、ボ
ールの動きに合わせてめまぐるしく変化していく。つねに誰かがいいポジショ
ンを取っているため、速い攻撃を繰り出しているのにボールが止まらない。ア
メリカ代表が結局は個人の突破頼みになったり、ラストパスで詰まってしまう
のとは対照的だった。
セネガル戦で奪った3つのゴールもすべてカウンターから派生している。カウン
ターの精度の高さは守備面でも発揮されている。相手のカウンターに対して、
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