【目 次】
1)NHKドキュメント「昭和天皇が語る 開戦への道」を観る
2)表現の自由がますます狭まれていく
1) NHKドキュメント「昭和天皇が語る 開戦への道」を観る
昨日12月8日は、対米戦開戦の緒を切った真珠湾攻撃の日。開戦から81年が過ぎたことになる。偶然だがこの日、録画しておいたNHKのドキュメンタリー番組『昭和天皇が語る 開戦への道』(全編)を観た。
侍従長だった百武三郎の筆による昭和天皇とのやりとりが生々しく紹介されていた。
新資料の発見ということではあったが、大きな流れにおいては、ほぼこれまで歴史家によって語られてきたことからそう相違はなかった。
昭和天皇がなんとかして軍部の暴走を食い止められないか、なんとか戦争を避けられないか苦悩している姿が
この番組を観て最初に思ったことは、
「昭和天皇には戦争責任がある」「作戦会議にも積極的に関与した」
などと主張する方にも観ていただきたい。
ウクライナの政府機関だったと記憶しているが、昭和天皇とヒトラー、ムッソリーニを並べ立てた写真を掲載したことがあった。日本側からの抗議で消されたと仄聞したが。遠い国
の認識はそんなものしかないのだろうが……。
しかし、日本国内にも似たり寄ったりのお考えの方がいる。どこかの大学の現近代の歴史学のセンセーが仰っていたことに呆れたこともあったが。
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