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舞台での気品の出し方と稽古における心の持ち方

合気道・使える技の作り方
  • 2022/12/10
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ごきげんよう! 私がまだクラシック・バレエをまだ習っていた頃、 「バレリーナが舞台に立つ時の気品の出し方、というのは、どの本にも書かれていません。」 という著書を読んだことがありました。その著者によると、 「舞台での気品の出し方は、その舞踊家の持つ、雰囲気がそのまま滲み出る鏡なので、舞踊家自身が生まれつき持っているもので、他人などから学べるようなものではありません。」 ということだったのです。 その後、私は様々なスポーツと出会いましたが、合気道の塩田剛三先生は、 「養神館では、道場訓は定めません。稽古というものは、その人の心の持ち方一つだからです。」 と言われていることに出会いました。これも、バレリーナ達の舞台での気品の出し方と同じだと考えられるからです。 バレエにもコンクールがありますし、スポーツや武道には試合や演武大会があります。日頃の稽古の成果は、そのままコンクールや試合の結果に出るものです。体裁だけを取り繕ったり、見た目だけに拘っていても、根本的に魂が練習や稽古の時に充実していないと、結局上辺だけを取り繕うことはできません。あなたの持っている気品や心意気は、常にそのままコンクールや試合の結果に現れるものだからです。

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