2022年 第 49号
【長尾和宏の「痛くない死に方」】
長尾和宏です。
先日はメルマガ「号外」で告知を出させていただき、おけがさまで昨晩、高橋ヨロンさん
との生トークライブは、とてもたくさんの人にご視聴いただいたようです。
心より御礼申し上げます。ちびちびとシャンパンを頂きながらのトークだったこともあり、
僕もいつもよりリラックスして、ついつい「本音」を喋りすぎてしまったかなあ・・・。
そんなの知らなかった!という人、以下から追っかけでみられます。
https://www.youtube.com/watch?v=mJPpWVPQ7Sc
YOUTUBEは今のところBANされていないらしい。いつ、何が理由でBANされるん
だろうか? とヨロンさんが実験的に配信してくださっている。
コロナの話やワクチンの話から始まって、酒を呑みながらいつしか「親父」の話になった。
僕とヨロンさんの共通点は、実は、二人とも親父が自死している、ということ。
ヨロンさんは、何年も父の死を言葉にできなかった。誰にも話せなかった。
毎日毎日、「親父は、なんで死んだんだろうか?」と考え続けていたという。
まったく僕も同じだった。常に親父の死が頭にあった。
でも今でもやっぱり、毎日どこかで、「なんで死んでしまったんだろう」と考えて
しまう。きっと死ぬまで考え続けるんだろう。
家族が自死した人間は、一生、「なんで死んだのか」を考え続けてしまう。
きっと自死した本人にも、明確な「なんで」はないはずなのも、わかっている。
さらにもう一つの呪縛。親父の年齢を自分を超えては生きられないんじゃないか?
ずっとそう思って生きてきた。親父の年齢を超えたとき、ほっとしながらも、どこか
心には、新たな喪失感が生まれた。うまく言えないが。
先日、中井貴一さんが「徹子の部屋」に出て、交通事故で亡くられた父親のことを
話していた。以下、スポニチアネックスの記事より転載。
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俳優の中井貴一(61)が8日、テレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演。
亡き父・佐田啓二さん(享年37)の死の真相を明かす場面があった。
1964年、中井はまだ2歳半だった頃、佐田さんは交通事故で亡くなった。
当時について中井は「父が亡くなった時は交通事故だったんですけど、運転をしていて
くださった方の居眠りだったんです」とその死の真実を告白。
「僕たちは子どもの頃、交通事故で死んだことは知っていましたけど、理由までは知ら
なかったんです。今はいろいろなニュースを見ても、何か事件が起こったら、「誰のせい
だ!」と突き止めていく、これも時代の流れで当然なのかもしれないですけど、母は僕
たちに一度も、誰のせいだ! とは言わなかった」という。
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