この子を「産んでよかったの」不登校の子を持つ親の自責
不登校の子どもの数が24万人超と、過去最多になった。不登校の子を持つ親は、追い詰められてしまうことが多いという* * *
関東地方に住む女性(40代)は長男が不登校になった時、自分を責めた。 昨年9月、当時中学1年だった長男は心身のバランスを崩し、不登校になった。
女性は長男に学校に行ってほしくて、車で送迎し、どうにか登校させていた。 だが、やがて長男は車から出られなくなり、そうしたことを繰り返すうち、
家の玄関からも出られなくなった。女性は長男を無理に登校させない選択をしたが、長男は壁に頭をぶつけるなど自傷行為を始めた。 「死にたい」「生まれ
てこなければよかった」「どうして俺を産んだんだよ!」 毎日のように大声で叫び、女性に詰め寄った。2階のベランダから飛び降りようとしたこともあっ
た。長男が苦しむ姿を見るうち、女性は自分を責めるようになった。 ■追い詰められていた 親になってよかったのか、この子を産まなければこの子は苦し
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