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「時の花」2022/12/12号

馬渕治好の週次メモ「時の花」
時の花 2022/12/12 【お知らせ】 2023年1月より、当メールマガジンの購読料を、一か月当たり1,980円(消費税込み、これまでは1,650円)に改定させていただきます。 何とぞご容赦くださいませ。1月以降も、引き続きのご購読をお願い申し上げます。 今週(2022/12/12~12/16)の日経平均予想:〇〇〇~〇〇〇円 ←実際には、予想数値が載っています (先週の予想:27600~28200円、実績値:27415.66~27952.80円) 先週は、米国株価が当方の予想外に軟調展開となり、それが日本株にとっても悪材料となった。ただし相対的には、日本株は堅調だった。 米国株価の下落要因としては、12/5(月)発表の11月のISM非製造業指数が、10月から低下するとの事前予想に反し、上昇した(10月54.4→11月56.5)ことや、同日にウォールストリートジャーナル紙が、FOMC(連邦公開市場委員会)参加メンバーが2023年の政策金利の予想値を引き上げる、と報じた(ただし報じられた引き上げ幅は0.25%に過ぎない)ことが、挙げられる。 米国株式市場が、こうした金利上昇懸念にとらわれたまま、12/9(金)の11月のPPI(生産者物価指数)の発表を迎えた。同前年比は10月分の8.1%(8.0%から上方修正)に対し7.4%に大きく改善したが、市場は「事前予想の7.2%にまでは改善しなかった」と、数か月前にみられたような駄々をこね、週末の引けにかけて株価指数は下落の度合いを強めた。 こうした米国株式市場の、インフレ懸念騒ぎ、金利上昇懸念騒ぎは、心理面からの行き過ぎだと解釈する。 今週は米国で、12/13(火)に11月のCPI(消費者物価指数)(前年比の市場予想は、10月の7.7%から11月の7.3%に低下)と、12/13(火)~12/14(水)のFOMCが、注目されよう。ただ、米株式市場が事前にかなり懸念を織り込んだため、今週は現実のCPIの数値やFOMCの結果を確認して、目先の不透明感が薄らいだとして、「事実で買い」になる可能性が高いと見込む。

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