11月から12月にかけて、急転直下、「猛威を振るっていた
インフレ(物価上昇率)」がグローバル規模で明らかに峠を越え
始めて来ました!♪♪♪
WTI原油価格は、夏場には1バーレル120ドル台にまで急騰、
ところが今では1バーレル71ドルまで急低下。夏場には1ガロ
ン5ドルを超えていたアメリカ国内のガソリン価格も、今では
1ガロン2ドル台にまで急低下。
12月12日、FT(フィナンシャルタイムズ)も「猛烈なイン
フレ、ピークを過ぎたか」と題して、「ついに世界的なインフレ
圧力がピークアウトした可能性を示す指標が出てきた」との社説
を掲載。
FRB内部でも、「高めのインフレは一時的で、時間経過と共に自
然と収束してゆく」と主張していた「ティーム・トランジット
(Team Transitory)」派が、12月に入ってから急遽息を吹き返
し、まさしく「新ティーム・トランジット」として「返り咲いて」、
汚名挽回しています!♪♪
アメリカ国内の消費者物価指数(CPI)の総合は、2022年中
央から下落トレンドを開始、日本時間で今夜発表される「アメリ
カの11月の消費者物価統計」では、さらに大きく下落、前年同
月比で7.3%まで下落すると予想されています。
コアCPIはここ1年間なかなか下がらずに横ばいでしたが、今夜
発表される「11月の消費者物価統計」では、前年同期比61%
へとやはり減速すると予想されています。
前月比延びでも総合・コアともに0.3%と、鈍化するものと予
想されています。
アメリカ国内のインフレは既に峠を越えて、今後はおおむね下落
トレンドを維持してゆく模様です!♪♪
極めつけは、12月12日のイエレン財務長官の発言。この日の
イエレン長官は「2023年に国内のインフレは大幅に鈍化す
る」と発言、「新ティーム・トランジット」に新たに仲間入り
しました。「11月の消費者物価統計」発表の前日の発言ですか
ら、この発言には「重み」があります。
日本時間で今夜発表の「アメリカの11月の消費者物価統計」で
は、「インフレの沈静化」が改めて確認されることでしょう。
「2023年のインフレ沈静化の道筋」は、「2023年のパウ
エFRBのピボットの道筋」です。
そして、株式市場は半年先を見て動きます。
今夜のCPI統計発表後は、「パウエルFRBのピボット(利上げ
停止などの政策換)は近い」ということで、内外の株式市場は
「上昇トレンド」に乗ることでしょう。
待ちに待っていたクリスマスラリーも始まることでしょう!♪
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