- 驚異の集中力!
ビル・ゲイツがシアトルのレイクサイドスクールを出て、ハーバード大学に進むまでの間、彼の競争心や、エネルギー、創造力や、ヤル気、欲望の強さなどが周囲に驚かれた才能の一面ですが、なによりも際立っていたのが集中力。
スクールの近くで、Cキューブド社の雇ったバグ探しのアルバイトをする代わりに、すきなだけコンピュータをいじって良い時間がもらえる環境を得たときの、度が過ぎるのめり込み方が凄いです。
「中毒になったんだよ。不眠不休だった。僕らは夜中まで起きて夢中になっていた。
バグ探し(コンピュータのプログラムの間違い)だけでなく、コンピュータやオペレーティングシステム、ソフトウェアなどについて、もっと深く知る上で助けとなる情報を探し求め、大事な情報の書かれたメモ書きが漁れるゴミ箱から、コーヒーのシミが付いたメモ用紙まで探し出して、オペレーティングシステムの研究をした。」
ビルたちにコンピュータをいじれる場を提供してくれたCキューブド社はその後、倒産してしまうのですが、きっかけを与えてくれたコンピュータのバグ探しに夢中になり、はたまたバグ探しをするために、バグの起こる原因まで研究し出すありさま。
母メアリーと弁護士の父、ビル2世はこうした生活態度を好まなかったようです。一度に20時間はいっきに、ほとんど倒れるまで働き、食事はデリバリーしてくれるもの、ピザやサンドイッチ、コーラやコーヒーで済ませ、出来る限り、プリンターの近くに置かれた折り畳みベッドで眠る。
服はしわくちゃ、ひげも伸び放題で、体裁には全く無頓着。
非人間的、耽溺的な行動が目立ったため、手に余る息子だったのは間違いありません。
一時は両親の頼みでコンピュータを止めました。
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