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【痛くない死に方 2022年第50号】ワクチン後遺症を苦に自殺した人を、僕は3人知っている

長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 2022/12/17
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2022年 第 50号 【長尾和宏の「痛くない死に方」】 長尾和宏です。いよいよ寒くなってきましたね。電車や喫茶店の中で咳き込んででいる 人をよく見かけます。ゲホゲホゲホ、咳とクシャミは、止めようと思っても止まるもの ではありません。コロナになってからというもの、人前で(もちろんマスクをしていて も)咳をするだけでバイキン扱い。周囲からジロジロと非難の目でみられてしまう。 「咳もおちおちできない国」。自分以外はみんなバイキン。たった3年で、そんな空気を 醸成してしまったこの国は、2022年末になっても崩壊への道を突き進んでいるよう に見えます。あの中国さえも、「コロナは風邪の一種」と掌返しをしたというのにね。 以下、12月16日 FNNプライムオンラインのニュースより・・・・・・・・・・・・・ 中国の専門家 一転「コロナ風邪」 “脅威”から...「ゼロコロナ」崩壊 中国で、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、これまで脅威を伝えてきた専門家が、 一転して「コロナ風邪」と発言した。 ゼロコロナ政策の事実上の崩壊により、見解を変更し、事態の沈静化を図る狙いがあると みられる。中国の感染症の専門家・鍾南山氏は15日に講演し、オミクロン株について、 「致死率は0.1パーセント前後で、肺炎の症状もない。簡単に言えば、『コロナ風邪』だ」 などと述べた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 中国市民の<白紙革命>が、共産党国家の方針さえも変えた。習近平の強権政治に、 国民は言論の自由を失っている――それが今前の日本の放送だった。NHKスペシャル で、何度もそういう番組を見て来た。政府の悪口を言うだけで、警察に目をつけられ、 ある日突然逮捕されてしまうこともあると。しかし、今回の白紙革命の様子を知るたび 中国は確実に変わりつつある。「習近平下台!共産党下台!」(打倒習近平!打倒中国共 産党!)そんなシュプレヒコールが全国の各都市で鳴りやまない。 <白紙革命>のきっかけは、11月にウルムチ市で10人が死亡した、高層マンションで 起きた火災からだという。火災が起きたマンションではコロナ対策のために住民の外出 が禁止されており、マンションの玄関が封鎖されていたのだという。 ウルムチはこの4カ月、コロナ対策のために強硬な行動制限を敷いていた。 「助けて!マンションから出られない!」悲鳴を上げるマンションの住人たち。 このSNSが拡散されて、中国市民はとうとう堪忍袋の緒が切れた。 逃げられたはずの火災事故が、行き過ぎたコロナ政策によって殺された――。 さらにウルムチ市はその火災翌日の記者会見で、「一部のマンション住人が、避難 ルートを確認していなかった。よってこれは自己責任である」といった内容の記者 会見を行ったという。死んだのは自分の責任というのか? ……これによって、 中国国民の怒りはさらに色濃くなっていく。 そして、北京、上海を始め中国の20都市で<白紙革命>が起きる。 言論の自由がない中国。政府を批判する言葉を書いたプラカードを掲げたら、すぐに 捕まってしまうだろう。だから彼らは、A4の白紙――何も書かれてないただの白い 紙を一斉に掲げながら、叫んだのだ。「習近平下台!共産党下台!」 あの映像を見て僕は、中島みゆきさんの「シュプレヒコール」という歌を思い出した。 僕らの当たり前の毎日が それだけで「罪」と言われるなら

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  • 長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 本邦初!100パーセント「死」のことについて語るメルマガ。2000人以上を看取った医師であり、日本尊厳死協会副理事として、日々「死」と向き合う医師と一緒に、死に方について考えませんか? 家族の死と向き合わなければならない人、大切な人が死んで、喪失感から抜け出せない人、今、どうしようもなく「死にたい」人も……あなたのこころに届くメッセージが満載です。
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