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【渡辺勝幸4476号】志は、貧しくなっても豊かになっても変わらない

渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン   第4476号 令和4年12月16日(金)発行   発行部数 11,490 部 【志は、貧しくなっても豊かになっても変わらない】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【志は、貧しくなっても豊かになっても変わらない】 第二十七、第二十八の二章は結局、同じ意義になります。 第二十七章「飢渇が正しい味の判断を誤らせるようなことを、 心の判断の上に起きないようにする」とは、 貧賤に陥ったからといって その心を動揺させることがないことをいったものであり、 第二十八章「三公の栄誉を得たからといって自分の操をかえることがない」とは、 富貴をもってしても、その志を変えることがないことをいったものです。 すなわち、このような人物こそ、孟子のいう 「富貴も淫すること能はず、貧賤も移すこと能はず」 に相当する大丈夫(真の男児)であって、 宋の程子が「富貴も淫せず貧賤も楽し、男児此に至れば是英雄」 と詠じているのも、このことであります。 ですから、人たるもの、 どうしたら大丈夫となり、英雄となることができるか。 それはただ、伊尹の志をわが志とし、 顔淵の学問をわが学問とするのみであって、 そうするならば、富貴貧賤のごとき問題はおのずから価値がなくなり、 わが心を堕落させ変節させることはできないのです。 唐の杜子美の詩に、 「絵画に心を打ちこんで、身に老の至ろうとすることに気づかないでいる。  されば富貴のごときは、空に浮んだ浮雲のようなもので、  全く関心を持たぬ」 とあります。 丹青、絵画に打ちこんでさえその通りでありますから、 まして君子の大道に志すものが、富貴貧賤に心を動かさないこと、

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  • 【仙台発!】政治家であり起業家である渡辺勝幸の日刊メルマガ。9年以上、3,500日以上連続でメルマガを書いています。政治経済の裏事情、起業家、経営者向けのおトク最新情報を、独自の視点と素早く貴重な情報で、意識の高い経営者、ビジネスパーソンに毎日お届け。1通20円ですが、得られる情報はメディアにないものとなります。失業、起業、震災、選挙落選、そして当選とここ数年波乱万丈な人生を送っている筆者が、東北の真の復興のための活動報告も。著者は宮城県議会議員(仙台市若林区)44歳。起業集団株式会社つくる仙台経営(起業支援、創業スクール事業)、東北大学大学院講師。
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