元外資系レジェンズ『Team xoxo』あなたに寄り添う投資情報
投資情報だけでなく皆様の興味や知的好奇心に寄り添う情報発信を目指すチーム
皆様のご支援のおかげで2022年まぐまぐ大賞新人賞第5位に選ばれることが出来ました。
誠にありがとうございました。
https://www.mag2.com/events/mag2year/2022/list.html?cid=new-face&aid=15
CPIからFOMCという今年最後の重大経済指標イベントは切り抜けたような気がしましたが、パウエルさんはじめFRBサイドから聞こえるタカ派よりな発言、ECBのラガルドさんのタカ派発言など完全に鼻をへし折られた感じです。CPI明けは年末ラリーも期待したのですが...日本市場も欧米の流れを受けてグロースやリバウンドをリードした半導体関連などが軒並み売られ、IPOラッシュで直近IPO銘柄の一部に資金が集中するという典型的な下落相場となっています。今週が正念場のような気がします。それでは今週の週刊xoxoスタートです。
xoxo
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今回のテーマ
1.複雑怪奇!米国市場構造を日本も目指すのか? その1
2.小型株は宝の山〜2倍になる銘柄の見つけ方 フィデリティをまねてみよう
3.続・グローバル株投資家は、2023年を見据えて、今なにをすべきか?
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1.複雑怪奇!米国市場構造を日本も目指すのか? その1
週刊xoxoの方で何度か個人投資家の『悪玉機関』のことを取り上げてきた。
悪玉機関の定義が今一つ定まらない中、僕自身はアルゴリズム取引を自在に操るヘッジファンド勢が個人投資家から見た『悪玉機関』と理解することで納得している。
彼らは利益に非常に貪欲でありルールの範囲内であるならばどんな手段でも利益を追求してくる。
そのためにもゲームのルールを徹底的に理解する。
そもそも彼らの大部分は欧米のファンドであることが多く、大部分の経験は欧米市場での取引からのフィードバックだ。
そこで得た経験をアジア市場、日本市場でフルに活用してくる。
僕が欧米で起きたことは3年経つと日本にやってくると考えている理由の一つはこれである。
僕の経験だと大方この流れは市場の高度化に役立っているのだが、唯一真似したくないことがありそれについて今週は書こうと思う。
■米SEC株式取引ルール改革案
日経新聞に興味深い記事が掲載されていた。
SEC、株式取引ルール改革案 個人の注文条件改善狙う
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN1200Z0S2A211C2000000/
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