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奇跡のみつお物語その35

「琉球スピリット」~みつおの世界~
【母危篤】 「では、沖縄支部結成祝いだ、カンパーイ」 沖縄の仲間と飲んでいるうちに、沖縄支部を作ろうという話で盛り上がっていた。 「じゃ、支部長は金城さんね、あと副支部長として、宇栄原がいいんじゃない?」 「えっ?おれが支部長なの?」 「当たり前じゃないですか、金城さんがいなかったらこのメンバーはここにいないですよ」 確かにそこにいるのは、みつおとは直接の繋がりはないが、みつおの同級生の宇栄原が集めた仲間だった。 しかし、支部長という柄では無い。 「俺が支部長で宇栄原が副支部長なら、もう一人加えて、ダチョウ倶楽部みたいにコントやろう、やー!」 あまり乗り気じゃないので話が大きくならないように、冗談を言ってうわむやにしようと思っていた。 しかし見事に外して、その場がシラけてしまった。 みつおにとっては好都合だった。 このムードで支部長の話も無くなってしまったらいいなと思っていた。 すると、誰かが大学時代の話を始めた。 「そう言えば、コイツら二人の芸は面白かったな、学園祭の舞台であれをやるとは思わなかったよ」 「へー、どんな芸をしたの?」 「こういちが、短パンで舞台い立って、踊りながら足のすね毛でハエを作っていくんだよ」 こういちはかなりの毛むくじゃらだった。 たまに蚊が忍び込んですね毛のジャングルから抜けられなくなってしまうというウソのような本当の話があった。 その毛むくじゃらのすねを手のひらで抑えてグルグル回していると、毛が固まってハエのようになるのである。 それを何個も作ったところで、もう一人の相棒が踊りながら現れて、ジッポライターのオイルをすね毛に垂らして、ライターで火をつけると、ボーッとすね毛だけが燃えて、脱毛したようになるという芸だった。

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  • 「弥勒の世界で生きませんか?」 叶えたいと思っている人は、叶わないと思っています。 叶うと思っている人は、叶えたいとは思いません。 なぜなら、叶えたいと思わなくても叶うからです。 これが、喜びの波動と共振共鳴する出来事が勝手に押し寄せてくる「押し寄せの法則」に基づいた「叶う世界」です。 そして、更にその延長線に弥勒の世界への扉が開かれます。 本メルマガでは、聖なる巡礼を終えた金城光夫が、弥勒の世界への道案内として自分の経験したことをシェアしていきます。 また、皆さんとの気軽な交流を行うためのライブや秘密の掲示板もご用意しています。 ※2021年11月より全面リニューアル
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