メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

拘留中の死亡事件と精神科医療

メンタルヘルス・精神医学から時流を読む
 愛知県岡崎警察署の留置場に勾留されていた43歳男性が死亡した問題は、警察官に対する暴行容疑で捜査が入る事件に発展した。報道によれば、警察署職員は、保護室内のトイレに被害者の顔を突っ込んで水を流したという。事実であれば、拷問に等しい暴行である。  被害者は、統合失調症で通院中だったという。おそらくは精神症状が悪化し、精神科入院への緊急入院が必要な状態だったと推測される。通常このような場合は、精神科病院への措置入院が検討される。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • メンタルヘルス・精神医学から時流を読む
  • 精神科医の西多昌規(にしだ まさき)です。メディアなどで話題となっている、あるいは世間の関心を集めている事件や出来事を、精神医学やメンタルヘルスから読み解き、独自の視点をもとに考察していきます。医療・健康問題だけでなく、政治経済や社会文化、芸能スポーツなども、取り上げていきます。*個人的な診察希望や医療相談は、受け付けておりません。
  • 660円 / 月(税込)
  • 毎月 第2木曜日・第4木曜日(年末年始を除く)