市場は何を間違えているのか
おはようございます。
連日の寒さでもその寒さで体調が悪くなることがなくなった角野。その代わり、年末になるとたいていの金融マンというものはヒマそのものになるのですが、なぜか、ほかにもいっぱい手を出し過ぎて、一日、事務所にいるということが全くなくなった角野。忙しいのは嫌いではないのですが、時間刻みでスケジュールが埋まっているのは久しぶりで嬉しいものですが、考える時間がないので・・・・うーん、と考えてしまうところです。
結局、目が衰えた、体力がついていかない、体が冷える、白髪が・・・、なんて一般的な老化現象と言われるものなんて、仕事の多さと個人的な「姿勢」の問題なんだね、と最近はとみに思います。子供の姿勢と私やみなさんの姿勢を比べてみれば明らかなことです。子供はエビぞりのような姿勢で、大人たちは30を過ぎるとみんな背中が曲がっています。それをエビぞりに戻すと、老眼だの、そういったものは全部、私は治りました。要は姿勢の悪さが目の悪さにつながっているだけの話です。
これを言うと、信じられない、と皆が言うのですが、実際そうなんだから仕方がない(きっぱり)。周囲は確かに若返った気がするが「今まで仕事してねぇーんだから、馬車馬のごとく働け」といつものように発破をかけてきます。よぉーし、お前らがそこまでいうのであれば、仕事してやるよ、と啖呵を切ってもうた(笑)。働く角野、永遠の18才です(笑)。
■先週の問題点
FRBの理事たちが、労働市場の問題を常に問題視するのは、1980年代のインフレがなかなか解消しなかった原因として、賃金上昇率が下がらなかった、ということを問題にしているからです。
現在の賃金上昇率は、以下の通りになります
https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-average-hourly-earnings-yoy.png?s=usaahey&v=202212021344V20220312&d1=20121221&type=column&url2=/united-states/inflation-cpi
上記は青棒線が賃金上昇率、そして黒点線がインフレ率(CPI)になります。上記のように青棒線は下がらないのに対して、黒点線のインフレ率は確実に下がっている、ということが問題なのです。
1980年代のインフレがなかなか解消をしなかったのは、先行をしてインフレ率が下がったのは今回と同じなのですが、インフレ率低下に伴い賃金上昇率が下がらなかったから、ということが原因とされています。
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