「探偵の視点」Vol.153

第153号 探偵の視点 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　2022/12/20 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールマガジンは、現役の探偵が話題のニュースや国際情勢を探偵ならではの視点で読み解きながら、人間心理＆ニッチな情報を提供していきます。 又、探偵事情や離婚に関わる知識、特殊な仕事の進め方など探偵歴12年の中で得た知恵をお伝えします。 エンターテインメント性と、時代を歩む上で武器になる情報の両方を詰めていきますので、最後までお読みいただけると嬉しいです！ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 毎週火曜日発行 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ■目次 １、今週の挨拶 ２、探偵事情 ３、探偵の視点 ４、業界の暗黙知 ５、探偵コラム ６、今月のウイスキー ７、Q&A ８、活動情報 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【１、今週の挨拶】 本日より、「業界の暗黙知」というコーナーを設けさせて頂きました。 これは、僕が今年の10月に探偵ジャーナリストになりたいと思ったことがきっかけで出来上がった企画です。 探偵ならではの視点で「取材」ができたら面白いかもしれないと思いまして、取材の勉強を始めています。 もちろん勉強するだけでは取材はできないですから、実際に何人か取材を行い、現場での経験を行っている途中です。 今回は、その行った取材の中でも専門性があると感じた方の取材を文字起こしして掲載しましたので、是非読んでみてください。 今後は、ゲストも段々探偵ならではのゲストの方を考えています。刑事や弁護士、裁判官など。 題目の暗黙知という言葉ですが、僕はこの言葉が好きで、言葉の中には「専門性」という意味も含まれていると思っています。普段なかなか触れることができないが、業界人は暗黙的にこなしている「知」をお届けできたらという想いです。 「探偵」の暗黙知は、さらにこのメルマガに散りばめていきますので、またしばらくお付き合い頂けたら嬉しいです！ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【２、探偵事情】 このコーナーは、主にリアルな探偵事情や離婚についての知識をお伝えします！ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「探偵の失敗要素」 探偵は他の職業と比べて、失敗か成功か？が問われやすい職業だと思います。 そして、「失敗」の要素がかなり強いのも特徴です。 さらに、失敗の原因は外的要素が多い。 対象者が最初から持つ警戒心、交通状況、張り込みの近隣環境、警察、家庭の状況などなど。。。 失敗すればお客様に伝わりやすいのも特徴です。 毎回の調査で、見失わないか？警察のお世話にならないか？バレないか？調査員が事故に合わないか？などたくさんの心配事があります(笑) お客様は、人生をかけて依頼に踏み切りますので、失敗は許されません。 口コミでも「ここの探偵事務所で浮気の証拠が撮れました！」というプラスのことは絶対に無いですが、「詐欺でした」などマイナスのことは広まります。 そのプレッシャーの中、調査に出向かなければなりません。