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2022年12月23日号(Vol.243)-良い人間関係は良い合意を生む(4)&ポーランドが握るウクライナの運命!?

最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』
第243号(2022年12月23日号) 『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』 はじめに: いつもお読みくださり、そしてコメントやご質問もたくさん頂戴し、誠にありがとうございます。 日々寒い日が続きますが、皆さんお元気でしょうか? おかげさまで2年連続でまぐまぐ大賞の『キャリアアップ部門第1位』に選んでいただくことが出来ました。 本当に光栄です。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。 波乱の中、駆け抜けてきた2022年も気が付けばあと3週間ほどとなりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。 さて、今週号のメルマガが2022年最後の発行となります。 来週30日は年末年始のため、休刊となります。ご了承ください。 さて、今週号ですが、まず【1】の 『無敵の交渉・コミュニケーション術』のコーナーでは、 今週も引き続き 【ビジネスでの交渉で個人的な人間関係は有効に働くか?】 についてお話しします。 その注目の内容は、本編をお楽しみに♪ 次に国際情勢ですが、今週もいろいろおきました。 アラブの春で唯一の成功例と称えられたチュニジアは、どうもまた独裁色を強め、革命以前の姿に戻りそうな予感がします。 それでもアラブの春で独裁体制が倒れ、議会の権限を高めてから11年間、 一向に良くならない景気と経済に愛想をつかす国民もおり、 必ずしもサイード大統領によって行われた議会停止と大統領権限の強化も非難されているわけではないようです。 とはいえ、コロナ禍と重なり、なかなか回復の見込みが見えづらいチュニジア情勢が今後どのように発展し、 ただでさえ不安定な北アフリカ情勢にどのような影響を与えるのか、2023年は要注意です。 ウクライナ情勢をめぐる動きも活発化しています。 プーチン大統領はベラルーシを訪れて、ルカシェンコ大統領と会談し、 エネルギー問題と安全保障問題について意見を交わしたようで、 巷で噂される“ベラルーシ経由でのキーフ再攻撃”も現実味を帯びてくるように思われます。 そしてプーチン大統領はまた核搭載可能なICBMサルマートを近日中に実戦配備するとも公言し、 ゼレンスキー大統領を訪問させたアメリカをけん制する動きも取っています。 アメリカ政府は、予算絡みの国内的な事情もあり、このタイミングでゼレンスキー大統領をワシントンDCに呼び、 ホワイトハウスでの首脳会談のほか、議会上下院での演説も行わせ、12月23日の予算のデッドラインまでに、 まだ多数を占める下院に予算を認めさせる後押しをさせました。 ただその見返りにゼレンスキー大統領に約束した内容は・・・・。 【2-国際情勢の裏側】のコーナーでは、 【ロシアとウクライナが描く大きくずれたEndgameの姿】と題してお話しします。 今回のメルマガも長くなりましたが、どうぞ最後までお付き合いくださいね。 それでは今週号、スタートします★ 【取り扱うテーマ】 1. 今日からすぐに使える交渉・コミュニケーション術 2. 国際情勢の裏側 3. 書籍紹介&相談コーナー 4. お知らせ:テレビ出演や講演会のご案内etc.

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  • 最後の調停官 島田久仁彦の『無敵の交渉・コミュニケーション術』
  • 世界各地の紛争地で調停官として数々の紛争を収め、いつしか「最後の調停官」と呼ばれるようになった島田久仁彦が、相手の心をつかみ、納得へと導く交渉・コミュニケーション術を伝授。今日からすぐに使える技の解説をはじめ、現在起こっている国際情勢・時事問題の”本当の話”(裏側)についても、ぎりぎりのところまで語ります。もちろん、読者の方々が抱くコミュニケーション上の悩みや問題などについてのご質問にもお答えします。
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