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忘却力

FROM LA TO JAPAN
  • AJ
  • 2022/12/25
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先月、友人が偶然にもラスベガスで私と共通の知り合いに30年振りに出会ったらしい。 私の友人はLAに住んでいるわけではないのだが、共通の友人男性はなんと私の家の近くに 住んでいた。 30年さかのぼること、私はまだ学生でバーも兼ねた日本食レストランでアルバイトをしていた時、バーテンダーだった彼。 20代の若造だったことを覚えている。 友人はその若造とラインを交換して、私にグループラインに入るように催促してきたのが先月。 ラインの不備があって、そのグループラインに参加できなかった私はそれをいいことに、ついつい忘れてしまっていた。 ところが、グループラインに参加できない私に、彼から直接ラインが入り、 拒否もできずに2人でのやり取りができるようになってしまった。 彼の顔はなんとなく覚えていて、同僚として働いていた思い出はあるのだが、おぼろげ・・・。 スタンプで誤魔化しながら、ラインでの会話をしていたがとうとう「近々会いましょう!」というメッセージが。 こうなるだろうと、予期していた通り。うちの隣町に住んでいる彼と30年振りに合う羽目に。 事前に私は友人に聞いておかなければならない情報を手に入れた。 姿、形は変わってなかったか、とくに「髪の毛」はまだ健在かどうか・・・。 これを聞いておかなければ、私のようにすぐ顔に出てしまう女は、見事に禿げあがった彼を目の前にして、 そこから目線を外すことはできないだろうから・・・。 30年前の彼は、背が180センチ以上あって、たしかヘリコプターのパイロットの学校に通っていたはず。 体も大きかったけどデブではなく、がっちりした体形でいつもニコニコしていた彼を思い出した。 ジャニーズに居てもおかしくないような彼をイメージして、いきなり彼と会ったときに、

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