ドクター畑地の診察室172.2022.12.25.
まぐまぐ大賞2022 健康部門 第3位に輝きました!ご声援ありがとうございました!
現役呼吸器内科、総合内科専門医 畑地治です。
世の中に「○○飲んだらすべての病気が治った」「○○制限食をとったらすべての人が健康になる」等、出鱈目情報が溢れています。現代医療の特徴は精密医療で万人に効くような治療はありません。治療方法は個人によって全く違います!おそらく日本で一番多くの呼吸器疾患患者(肺癌、喘息、COPD、肺炎など)を診療する専門医が、最先端の精密医療を解説&ネットでは出し辛い医療や治療の裏側も配信!
https://zipangu-management.co.jp/culture_000/hataji/
三重県出身 自治医科大学卒業後、僻地診療、三重大学勤務を経て、呼吸器内科医師となる
松阪市民病院院長
診療の傍らFM三重で「肺、おさむに聴け!radioを聴いてらんらんらん(lung lung lung)」という毎週月曜日放送の番組を担当
https://fmmie.jp/program/getsumoku/hiosamu.php
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松阪マラソン2
さんざん色々述べてきましたが、松阪マラソン、完走できたのかどうか、今回記載したいと思います。
松阪マラソンですが、参加者は7000名近くいたので自己申告の目標タイム順にAグループからJグループまで分けられていました。目標時間を6時間30分に設定していた自分は当然Jグループスタートでした。最後方よりのスタートだったわけですが、それにもまして頭を抱えたのは、号砲が鳴ってから、実際に動き出すまでに10分以上かかったことです。タイムの計測は、靴に取り付けられたチップで行われるわけですが、制限時間7時間は号砲が鳴ってからゴールに到達するまでの時間です。もともとギリギリでのゴールを目指していたわけですので、この10分間は非常に大きかったと思います。来年度以降はもう少し早めのタイムを申告しようかと考えています。
さて、最後方からですので、300mほど余分に動いてからのスタートとなり、実際の走行距離は42.5㎞程になります。その距離を最初から、歩き切ろうとしていたわけですが、最初から歩いている人など全くいなかったので、仕方なく、最初は走ってしまいました。3㎞ほど地点までは走ったわけですが、そこから先は歩いたり、走ったりを繰り返しました。
走っていてわかったことは、アップルウオッチの距離計測はかなりずれが大きいことです(他人のもので確認)。その反面、マラソン用に購入した自分のGARMINはかなり正確だったので、運動に用いるスマートウオッチとしては、GARMINに一日の長があるような気がしました。
15㎞位から左股関節が痛くなり、全く走れなくなった私は、そこからゴールまでひたすら歩きました。今まで最長トレーニング距離は22㎞くらいでしたし、9月末以降全くトレーニングを行っていませんでしたので、20㎞付近からは足首が痛み出したうえ、アキレス腱の上部の皮膚が靴で擦り切れ、血が出てきて非常に痛くなりました。事前に乳首とくるぶしの部分にテーピングを行ってから出場したものの、次回よりはアキレス腱の部分も必要だと思いました。
5㎞間隔くらいで、伊勢うどん、さいころステーキ、吸い物や鳥焼肉などが食べられるようになっていましたが、私が通った際にはほとんどすべてがなくなっており、ひたすら飴とチョコを食べました。唯一、35㎞地点の鳥焼肉はまだ残っておりましたが、焼きあがるまで少し待ってくれと言われたうえ、自分のタイムを見ると完走ぎりぎりだったので、待つ時間がありませんでした。
何度挫折しようと思ったことかわかりません、そのたびに私を支えてくれたのは沿道からの温かい声援です。「畑地先生がんばれ」「院長がんばれ」「ボスがんばれ」などいろいろな声援に後押しされました。
ゴールに到着したのはスタートから6時間39分後、ギリギリでの感想となりました。到着した瞬間、筋肉痛で歩けなくなりましたが、万感がこみ上げ、来年も参加するぞと誓いました。
マラソン前後で大盛りのとんてき定食やステーキなど、カロリーが高そうなものをいっぱい食べてしまったので体重前後一週間で2Kg増加というおまけつきです。
56歳、フルマラソン初参加、初完走です。
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ドクター畑地の診察室172.2022.12.25号
毎週日曜日お昼に配信予定です。
次号は2023.1.8.です。
お問合せ、感想などはコチラまで
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畑地 治
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三重県出身 自治医科大学卒業後、僻地診療、三重大学勤務を経て、呼吸器内科医師となる
松阪市民病院院長
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診療の傍らFM三重で「肺、おさむに聴け!radioを聴いてらんらんらん(lung lung lung)」という毎週月曜日放送の番組を担当
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