日銀の軌道修正はチャンスか？

【 2022年12月26日 】第528号 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃午堂登紀雄の「フリーキャピタリスト入門　　　　　　　　　　　　　 　　　 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ※このメルマガのバックナンバーは全てこちらでご覧いただけます。 http://www.mag2.com/archives/0001370991/ これまでの号を読んでみたいという方はこちらで購入できます。 ■先週の活動と振り返り相場 ・相場 先週、日銀が長期金利上限を0.25％から0.5％に変更を打ち出したのをきっかけに、大 きく円高株安になりました。 市場的にはサプライズと受け止められたようですが、いつかは通る道であり、タイミン グが早いか遅いかだけの違いですから、特段のサプライズとは思えない。 実質利上げではありますが、急に円高になるほどのインパクトはなく、しばし円安に戻 すのではないかという予測で、これは絶好の買い場ととらえて買い出動です。 具体的にはメキシコペソ円、豪ドル円、カナダドル円、J-REITと日経225先物指数を買 い増ししました。 メキシコペソ円はここしばらく上昇基調が続いておりこれとった買い場がなかったとこ ろ、大きめに下落したので1,200枚の買い増しです。 （といっても1枚6円～7円ですから証拠金にして30万円程度） 世界的な利上げでほとんどの対円ペアでスワップポイントが高くなっており、ポンド円 もNZドル円も米ドル円も高い！ いいな～と、ついついそそられてしまうのですが、トルコリラの反省を思い出して踏み とどまりました。 特に米ドル円は今後顕著な巻き戻しが起こるかもしれませず、ただでさえここ数か月で 一気に150円まで下落し130円まで巻き戻すというジェットコースターのような相場でし たから。 本来他の通貨ペアより安定しているはずの米ドル円がこんなに動くとは結構驚きで、ゆ えに気軽に手を出しにくくなっています。 J-REITも配当利回り上位のものを3種類。 米国株はそれほど下げていないので今回は見送りです。 日本株もJ-REITも米国株も、高配当銘柄はおおよそ4％～6％くらいと同程度ですから、 安定した配当を出すにはこのぐらいが適切という認識なのでしょう。 むろん、一時的に10％を超える銘柄もありますし、ナスダックの中にももっと高配当銘 柄もありますが、ちょっと怖いですかね。。