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ビジ選☆リーダーズ Vol.979『マインド・リセット』(上阪徹)

ビジネス選書&サマリーリーダーズ
■マインドをリセットする マインドをリセットするべきだ。ほんの少しマインドを切り替える だけで、仕事も人生も大きく変り、人生はもっと有意義になる。人 生はマインド次第で変えることができるのだ。 突き抜けた結果を出している人たちの共通項は、若い時の苦労や努 力を苦労と思っていないことだ。陰でとんでもない努力をしている が、当人は大した努力と思っていないのだ。 彼らは世の中や人生の不条理さ、不合理さを受け止めているのだ。 人生は思い通りにならず、世の中は不条理で不合理で不平等で理不 尽で残酷だ。この現実に気づいているから強いのだ。 それに、人生は必ずしも思い通り、計画通りにいくわけではない。 むしろ、うまくいかないことのほうが多い。問われるのは、そうい う時にどう対応できるかなのだ。 ★ 「これ以上あり得ないタイミングでいい出会いがあった」「驚くべ きところでアイデアが降ってきた」などの経験を一度でもした人た ちは可能性を信じるようになる。 ノミの天井というエピソードがある。50センチ跳び跳ねるノミ を、高さ20センチの透明な瓶に入れて、ガラスのフタをすると、 19センチくらいまでしか跳ばなくなる。 そうなると、ガラスの天井を外しても、天井があると思い込んでい るから、19センチしか跳ばなくなる。本来なら、50センチ跳ぶ能 力があるにもかかわらずだ。 「これはこういうもの」「あれは遠い世界の人たちの話」と諦める のことは、このノミと同じことだ。自分の可能性に、フタをするべ きではないのだ。 ★ 世の中には、幸せになれない人がいる。生まれつき不幸で幸せを手 にできないという意味ではない。目の前にある幸せを見ようとして いないのだ。 周りから見れば幸せな状況にあるのに、本人は幸せでないと思い込 んでいる。幸せを定義できていないから、青い鳥を探し続け、いつ まで経っても幸せになれないのだ。 逆に、必ず幸せになれる人もいる。そういう人は自分でしっかり幸 せが定義できている。自分はこうなれば幸せ。それが達成できれ ば幸せだと断言できる人だ。 そういう人は、外からどう見えようが、誰が何と言おうが関係な い。幸せは自分で決めるものなのだ。人生は、自分の意識が作って いるのだ。 自分で不幸だと思っている人も、とんでもなく恵まれた環境の中に いるのかもしれない。そこに気づけるかどうかは、自分の意識次第 なのだ。 ★ 目指すのは幸せになることだ。それは社会的成功とは一致しない。 事業に成功して億万長者になった人たちの中には巨額の資産がある のに働く。贅沢な暮らしや名声に幸せはないからだ。 何が幸せかというと、誰かの役に立てることだ。有名起業家たち が今なお頑張り続けるのは、より多くの人の役に立つことができる からだ。 より多くの人を幸せにでき、それが、自分の幸せにつながっている のだ。誰かの役に立ち「ありがとう」と言ってもらえることこそ、 最大の幸せなのだ。 だから、ほんの少し「マインド・リセット」すれば、幸せはすぐ近 くにあること気づくことができるはずだ。なぜなら、どんな仕事も 誰かの役に立っているからだ。 仕事を通して自分に「ありがとう」と言ってくれる人は誰かを想像 してみることだ。自分が人から祖必要とされていることに気づける はずだ。それこそ一番の幸せなのだ。

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