究極のエネルギー革命の胎動
脱炭素キャンペーン時には今一つ盛り上がりに欠けましたが、ウクライナ戦争によるエネルギー価格の高騰を経てから、新たなエネルギー革命の胎動が見られるようになりました。究極のエネルギー革命となる可能性を秘めているだけに、新年の夢が膨らみます。スケールの違いはありますが、日米でそれぞれ新たな動きが出てきました。
「次世代燃料の開発支援」
まず日本政府は、次世代燃料として期待される水素、アンモニアの利用拡大に向けて、関連産業を支援する新法を制定する方針を固めました。来年度の国会に法案を提出したいとしています。新たにCO2を排出しない製法による分に限って支援するものと言います。
水素は燃やしてもCO2を出さないために脱炭素の次世代エネルギーとして期待されています。特にリチウム電池利用のEVで出遅れた分、自動車での水素エンジン車には大きな期待が寄せられています。すでにトヨタやヤマハで水素エンジン用の開発が進んでいます。水素エンジン車は日本の強みである内燃機関の優れた技術を使えるメリットがある上に、現在の下請け企業群を生かせます。
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