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日刊 大石英司の代替空港

日刊 大石英司の代替空港
日刊 大石英司の代替空港 ▲▽新しい戦前が来る▽▲ 「たれか! たれかおる! 麿はコミケの報告を欲しておる! たれかおる!」 「ははっ! こちらにずらりと、ミリメカ関連の薄い本をご用意致しますた!  今年はウ国での戦争もあり――」 「たわけッ! このしれものが!(ペシペシ!)。麿が欲しておるのは薄い本で はない。コスプレとか申す、薄い布を纏ったおにゃのこのフォト集でおじゃる!」 ※ 平均月収39万円の日本のサラリーマン…資産所得倍増に「岸田総理、まずは 現実を知ってほしい」 https://news.yahoo.co.jp/articles/64d7b0bb0e6bae48a6fdf70d484461b507e42c71?page=1 *児童館の館長、10年間勤め年収250万円以下のまま 行政は予算を削るばかり で涙の訴え「待遇の低さはもちろん、運営上とても危険」 https://news.yahoo.co.jp/articles/2b5af975741ad3b6c705ea3e58eac316d8bf75f3  この児童館館長を巡る稼ぎの話は数ヶ月おきに蒸し返されるけれど、政治家は 概ね、国民の懐事情に無関心です。それは、野党にしても、立憲の先生方、何の 関心もないでしょう? 彼ら、大企業の組合員しか知らないから。  自民党議員はもとより、キッシーみたいな二世議員も関心はない。日本では、 貧困者の叫びを代弁してくれる政治家も政党もいない。だからこの国は衰退し、 滅亡していく。 ※ 巨大中国が「台湾侵攻」に踏み出す決定的理由 https://toyokeizai.net/articles/-/639978 *「安保3文書」決定は台湾有事を煽る外交敗北だ https://toyokeizai.net/articles/-/641755 >逆に台湾海峡の緊張を高める「外交敗北」 >つまり中国側は「受け身」なのだ。アメリカの「意図的挑発」の具体的を挙げよう。 >アメリカは中国との正面衝突を避け、ウクライナ同様「代理戦争」も選択肢と して想定しているはずだ。 >軍産複合体は太る。  同じ東洋経済の記事なのですが、書いてあることは正反対です。  軍産複合体だの代理戦争だの、アメリカの挑発だのと、懐かしいフレーズです。 われわれは80年代、この議論というか、論争、あるいは戦いを繰り広げている間 に、ソヴィエトは経済的に行き詰まり、勝手に倒れた。そして東西冷戦は終わっ た。日本に於ける左右の対立もひとまずは収まり、憲法論争は神学論争のまま手 つかずで構わないことになった。  しかし今また、われわれは新たな冷戦の最中に放り込まれてしまった。すでに ホットウォーにもなっている。  最近SNSで<また>目立つのが、中国無害論です。中国は大凡内向きの国で あり、侵略はしない。そして台湾は基本中国の内政問題であり、そこで起こるこ とは内戦に過ぎない。  ことは起きないかも知れないし、台湾を巡る問題が仮に戦争に発展しても、そ れが内戦であるという論点は無視できない。しかし、国家は、起きない可能性に 賭けることは出来ない。許されない。起こる可能性全てに備えなければならない。  そしてわれわれは、今再び、空想的平和主義を唱える集団と論戦を始めなけれ

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  • 作家・大石英司が日々の出来事に関して alternative な視点を提供するマガジンです。政治経済軍事からヲタ他の柔らかい話題まで扱っています。 原則として、毎日発行です(今は月2回、日曜のお休みを貰っています)。契約上は、土日祝日及び、日本の労働習慣に照らして妥当と思われる日数の定休日を頂戴することを明言しております。 システム上、「不定期発行」となっていますが、設定を「不定期発行」にしないと、土日のお休みや、発行者の病気等によって、突然休んだ場合に、システムが事故発生中と判断して、最悪の場合、発行できなくなる恐れがあるからです。
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