第168回 学習は本能である(2022年11月28日)
2004年に出してもらった「強育論」にこんなことを書きました。
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学習は本能である
人間に限らず哺乳動物の子どもはやたらとじゃれ合ったり,取っ組み合ったり,追い
かけっこをします。
なぜでしょうか?
そうすることによって身体機能,運動機能を高めているのです。
もちろん,理屈で考えてそうしているわけではありません。
ライオンの赤ちゃんが
「よし,そろそろトレーニングの時間だぞ。」
と兄弟に働きかけるわけではなく,本能に突き動かされて行動しているだけです。
どちらかというとじっとしていられないと言った方がいいでしょう。
これに加えて人間の子供には強い知的欲求があります。
これも抑えようのないものです。
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11月28日(月)のことです。
「りんご(娘の仮名)、今日、どこに行きたい?」
「父ちゃんの教室!」
というので、電車で半蔵門駅まで行きました。
駅からお堀の方に歩くと小さな児童公園があります。
すべり台にはりんごより小さな先客(1歳8か月のIちゃんとおかあさん)がいました。
どちらからともなく
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