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第197号 今夜しぶんぎ座流星群が極大/うさぎに関するエトセトラ/四日/コンプライアンスの功罪

きっこのメルマガ
  • 2023/01/04
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「今夜しぶんぎ座流星群が極大」 昨年12月14日に極大を迎えた「ふたご座流星群」は、観た人も多いと思いますが、とてもコンディションが良かったですね。あたしは極大を挟んで3日連続で観測しましたが、13日は2時間で50個以上、14日は2時間で80個以上、15日は4時間で100個以上も観ることができました。 そして、今日1月4日は、8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とともに三大流星群に数えられている「しぶんぎ座流星群」が極大を迎えます。これら以外の流星群でも、その年によっては「流星雨」と呼べるほど数多くの流星が観られることがありますが、三大流星群は「毎年安定して観られること」が条件の1つなので、その年によって出現数が大きく変化する流星群は選定されません。 しかし、毎年安定して観られる三大流星群と言えども、今日極大を迎える「しぶんぎ座流星群」は、その年によって出現数がそこそこ変化します。つまり、三大流星群の中では、最も当たり外れがある流星群なのです。ギャンブル好きのあたしにとって、こういう流星群はとても魅力的です。もしも今年が「当たり年」で「大穴」を引けば、二度と出会えないような体験ができるかもしれないからです。 ただし、「しぶんぎ座流星群」が極大を迎えるのは、今日1月4日のお昼の12時から13時頃なのです。そして日本では、「しぶんぎ座流星群」の放射点が上って来るのが22時過ぎなので、実際に観られるのは極大から10時間後なのです。さらには、22時から深夜0時くらいまでは、流星は低い空を中心に流れます。そのため、街灯りなどで地表付近が明るい都市部では観測が難しくなります。都市部でも観測しやすいのは、放射点が一定の高さので上った深夜0時から、空が白み始める夜明け前までなのです。 「しぶんぎ座流星群」の出現期間は、12月28日頃から1月12日頃まで、約2週間ほどあります。初めは1時間に1つ、2つと出現し始め、ジョジョに奇妙に増えて行き、最も数多く出現する極大を過ぎると、今度は少しずつ減って行きます。その「極大」が今日1月4日のお昼頃なので、日本では3日と4日の深夜から夜明けまでが最善の観測のタイミングとなります。 「しぶんぎ座流星群」は、決まった方角ではなく全天に流れますので、あたしはいつも毛布にくるまり、土手に仰向けに寝転がって観測しています。今回は2日連続で観測する予定なので、このメルマガが配信される1月4日の朝7時の2時間くらい前まで、どこかで観測しています。でも、その前にこのメルマガを自動配送システムにセットしているので、観測結果が報告できるのは次週になってしまいます。 天体観測に対するあたしの思いは、先週号の「夜空を見上げて」にたっぷりと書きましたが、ゆうべと今夜の「しぶんぎ座流星群」を始め、今年もたくさんの天体イベントがあるので、あたしはワクワクしています。あたしが楽しみにしている今年の天体イベントを、以下、紹介します。

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