自分軸

新年あけましておめでとうございます。 去年はどういう年だったか、振り返る人はどれくらいいるんだろう。 私はあまり過去には興味がないので、「まあまあ」。 相変わらず、「今日は何食べようか」とか「デザートは何にしようか」とか考えて 映画みたり本読んだりして、今年も１年過ぎていくんだろなと思っている。 新年明けて、日本の友人ｋと長話をした。 友人ｋと去年の話になって、「一番ムカついたことはなんだった？」と聞かれた。 １年振り返っても忘れていることが多いので、私はつい最近あった出来事を話した。 昼ご飯の照り焼きチキン弁当を買ったら、長い髪の毛が入っていたこと。 何よりも髪の毛を異常に嫌いな私。 銭湯、温泉、プールサイド、とくに濡れた場所に髪の毛が落ちていることがとっても嫌いなのだ。 嫌いというより、鳥肌がたって気持ち悪くなる。 子供のとき、温泉旅行でいった大浴場。 湯から上がったときに、私の肩に大量の長い髪の毛が纏わりついて以来、トラウマなのである。 だから、今でも温泉やプール、ジャグジーなど、髪の毛があるような場所が嫌いで立ち入らないようにしている。 そもそも幼少期から髪を伸ばしたことはなった。 母が長い髪の毛が嫌いだったからだ。 うちに遊びに来る友人にも、母はゴム紐を差し出し 「うちでは髪の毛を結びなさい！」というルールを強いていたくらいだ。 さて、そんな母の教育を受けた女の買った弁当、白いご飯の上にのった照り焼きチキンの下から出てきた１本の長い髪の毛。 その話をしたときに、友人がこういった。 「あんたはその弁当捨てたでしょ？」・・・正解。 よくご存じで。 捨てた事実を話せば、勿体ない！とか、食べ物を無駄にした！とか、世の中食事すら食べられない人もいるのよ！とか、 贅沢！とか、そう思う人もいるだろう。 それお節介。 「髪の毛だけ取って食べたらいいじゃん」という人は、自分がそういうことできるからという 自分の価値観の押し付けは辞めて頂きたい。