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/ 2023年1月6日発行 /Vol.545(2/2)
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「人生に座右の銘はいらない」
読者からの相談や質問に松尾スズキが独自の視点でお答えします!
Q.2022年だけで3つのお稽古事(華道、社交ダンス、アロマ)を始めて、けっきょく全部、止めてしまいました。2023年こそ飽き性をどうにかしたいのですが、松尾さんの演劇や絵を描くことなどのように、何かを長く続けるコツってありますか?(25歳、女性、フリーター)
A.25歳のフリーターで習い事ができるって、超余裕がありますな。すごいです。わたしもいつか習い事を、なんてことを考えているうち、東京に来て30年以上たってしまいました。あ、そういえば、いっとき青山のシナリオ教室に通っていました。通っていたと言っても一ヶ月程度でしたが。そのとき、ト書きの書き方とかを教わったんだと思います。わりと褒められた覚えがあります。そのおかげかどうか、戯曲以外にも数本の映画を撮り、テレビやラジオの仕事もできたのでしょう。とにかく物書きでなんとかなるため必死な時期でした。演劇や絵も、まあ自分のことで言えば食っていくためだったからであって、生きているんだからしかたなく続けている、みたいな部分もあります。そうじゃないことで言えば、ジムも糖質制限もぜんぜん続きません。還暦も過ぎたことだし、ただ自分のためだけの趣味を見つけたいのですが、まずその前に腰痛を治したいです。
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