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日刊 大石英司の代替空港

日刊 大石英司の代替空港
日刊 大石英司の代替空港 ▲▽さらば武装ヘリの時代▽▲ ※ 「ステルス戦闘ヘリ」は米軍の無謀な夢だったか 初飛行30年 性能・予算も マシマシの結果は? https://trafficnews.jp/post/123629  最近、もう武装ヘリは諦めようかと思いつつありますorz。十分戦ったから、 もう良いか、諦めても……と。  産業革命以降の大戦で、いろんな兵器が現れた。しかし戦車は歩兵を駆逐しな かったし、航空機は、戦艦を退場させたが、軍艦自体は生き残った。対艦ミサイ ル万能時代が来ても、軍艦には平時のプレゼンスという効果があるから、軍艦が 無くなることはない。どれだけ脆弱になっても。  武装ヘリは、MANPADSに対してあまりにも脆弱。でもそれを言うなら、戦車と て同様。所が、戦車は5億、10億で買えるし、対戦車ミサイルを喰らったからと 言って、搭乗員が全滅するわけでもない。結構な確率で生き残る。  対して武装ヘリは、戦車の10倍以上のお値段がして、ミサイル一発食らったら、 まず間違い無く墜落して、養成費が掛かったパイロット二人は確実に死ぬ。  一方で、武装ヘリの任務は全て無人機でこなせるのか? というと、むしろ無 人機の方が、使い勝手が良かったりする。長時間飛行、武装ヘリより小さいRCS 等。武装ヘリでなければこなせないミッションがあるか? と問えば、必ずしも そうではない。  矛と盾の睨み合いが続いたこの分野で、MANPADSは、初めて圧倒的な優位性を 確保するに至った。  アメリカは、MANPADSが普及していないエリアでの軍事行動があるだろうから、 今後とも武装ヘリを開発装備し続けるでしょう。中国は、アメリカが維持するの であれば、必ず彼らもそれを持ち続ける。  無人機は、グロホに見られるように、いざ買って運用しようとすると、結構お 高いのが実情です。でも運用の幅は有人機以上で、有人機と同じ任務をこなせる としたら、西側各国は、コスパを計算して、廃止する方向へと向かうのでしょう。 残念だけれども、そういうことです。ありがとう、コブラ&ロングボウ、貴方た ちのことは忘れない! ※ さらば「74式戦車」 西日本屈指の“赤獅子”戦車部隊もまもなく廃止へ ど う生まれ変わるのか https://news.yahoo.co.jp/articles/62132c8626431d921e8af647652c68713ccc9d35

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  • 作家・大石英司が日々の出来事に関して alternative な視点を提供するマガジンです。政治経済軍事からヲタ他の柔らかい話題まで扱っています。 原則として、毎日発行です(今は月2回、日曜のお休みを貰っています)。契約上は、土日祝日及び、日本の労働習慣に照らして妥当と思われる日数の定休日を頂戴することを明言しております。 システム上、「不定期発行」となっていますが、設定を「不定期発行」にしないと、土日のお休みや、発行者の病気等によって、突然休んだ場合に、システムが事故発生中と判断して、最悪の場合、発行できなくなる恐れがあるからです。
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