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〈経済の千里眼〉
菅下清廣の“波動から見る未来予測”
第266回
~「維新」する覚悟、第三の敗戦~
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(文中敬称略)
「維新」する覚悟、これは2013年1月20日第1刷発行の故堺屋太一氏の著書の題名です。
ちょうど10年前に出版された本だが、今読み直してみると、堺屋太一氏の洞察力(どうさつりょく)の鋭さに感心させられる。
2013年1月といえば、前年の2012年に年末選挙があり、民主党が大敗し、自民党が圧勝して政権に返り咲いた年だ。
第二次安倍政権が誕生し、アベノミクス、3本の矢政策が始まった年だ。
そして1990年代のバブル崩壊後、失われた20年にピリオド(終止符)を打った年でもある。
その後、ご承知のように“異次元の金融緩和”、黒田バズーカ砲によって株価は上昇、企業業績も改善、雇用も回復した。
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