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上杉隆の「ニッポンの問題点」 Vol.613●『ぼくが京都で学んだこと~出家と経営と襲撃と』

上杉隆の「ニッポンの問題点」
Vol.613● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 上杉隆の「ニッポンの問題点」  『ぼくが京都で学んだこと~出家と経営と襲撃と』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 約2か月ぶりに上洛した。正月の京都とは思えないほどうららかな陽気で、 散策している鴨川の岸辺では、上着を脱いでも汗ばむほどであった。 年末に移譲の決まった京都の会社、その後継者である20歳代の若いN君 と、案内とあいさつを兼ねて古都を歩いた。 祇園でのお箸紙とりに、聖護院の寒中托鉢と、短時間ではあったが、すでに 京都の街は私にとって懐かしき場所になっていた。 5年前に立ち上げた新会社は、京都の大学講師で初代社長のIの不正に遭 い、いきなり売り上げの半分を失った。すぐに大阪のH弁護士に相談し、法 的な対応を行うも、出鼻をくじかれて、私の精神はズタズタになった。 京都は相性が悪いのではないか?祈祷やお祓いを繰り返したが、結果は変わ らない。それはそうだ。京都が悪いのではなく、私が悪かったのだから。会 社経営をするにあたって、決めなければならないことをせずに、Iを完全に 信用し、彼に全権を委譲した私が甘かったのだ。結局、解任し、新しい経営 者を探すことになった。 そんな折、京都生まれ京都育ちのU女史が社長を引き受けてくれた。助かっ た。地元京都の人間ならば、前任者のような問題も起きないだろう。実際、

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